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otto link tone master 5 バリトン

今日はバリトンのトーンマスターです。

トーンマスターは40年代のマウスピースですが、開きの大きいものはテナーでは見かけるものの、バリトンではほとんど見かけません。

確かジェリーマリガンが90弱くらいのサイズを使っていたようですから、今回の5というのは当時としては標準的なサイズになります。

さて、デザインですが中が見事にくりぬかれています。
ラージチェンバー、、、というか、チェンバーだけではなく全体的に深く掘ってあるので、現代のものよりかなりこもった丸い音がするでしょう。

さらには詰まった感じがあるので、一度現代のマウスピースを経験すると慣れが必要です。


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Descriptionにはチェロのような音がする、、、とありますが、、、

そ、それは、、、メッキがはげはげだからですね。 メッキが付いているきれいな状態では枯れた音はあまりしませんので、かなり使われていることを示しています、、、。テーブルなども歪んでいるかもしれません。

こういうマウスピースは現代の楽器につけてもあまり合わないかもしれません。 やはり楽器とマウスピースは同じ方向を向いていないとイマイチピンとこないものです。 このマウスピースは、古いコーンなどにつけるとより良い味が出るでしょう、、、、。

www.tomosax.com


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