フラセル テナー 12万8千9百
今日はフラセルテナー、12万台です。
彫刻なし、F#なしです。
フラセルはこの辺りになると、かなり明るい色をしています。
キャラクター的には5桁のボワっとした感じからは、随分現代の楽器のようにフォーカスされて感じです。 さらには明るい音をしていますから、実質音色的には現代のものとあまり変わらない感じです。
アメセルが軽い反応で、暗い音色をこの番台でも保っていることを考えると、この辺りにはフラセルとアメセルには大きな違いがあることになります。
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音色が現代的であることを考えると、機能の面では今の楽器のほうが安定して太く鳴るということなど随分優れているように思います。 それがこの辺りのフラセルがもうひとつ人気がないこ理由だと思います。
ではこの辺りのフラセルシックスの魅力はなんでしょう? 私は、軽くコンパクトに鳴ることだと思います。現代の楽器は、重い、、重量級の楽器が多いですが、この辺りのフラセルはそういったものより随分軽く鳴ってくれるでしょう。
後は吹奏感、、、、やはり、古い楽器は吹いていて気持ちいいですよね。
その辺りの兼ね合いで、現代の楽器とこの辺りのフラセルがどっちにしようかな、、、と迷う人が多いようです。
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