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アメセル シルバーリプレート 9万4千5百 テナー

今日はアメリカのシルバーリプレート事情です、、、。

アメリカではリプレート、リラッカーは、昔から気軽に行われていました。
ちょっとラッカー剥げてきたからちょっとかけなおそうかな、、、、なんてみんな普通に軽い気持ちで思うようです。

日本ではリプレートすると結構な値段がかかるのと、なんか敷居が高い感じがしてあんまりする人はいないようですが、アメリカでは普通に行われています。

さて、アメリカでもリプレートするところはいろいろあるのですが、最近よく見かけるのが

アンダーソン プレーティング

です。 まあ、アンダーソンさんがやっているんでしょうね。 

で、かけなおすとこんな感じになります。

Selmermarkvi94546a Selmermarkvi94546b Selmermarkvi94546e Selmermarkvi94546f Selmermarkvi94546i
Selmermarkvi94546j Selmermarkvi94546o Selmermarkvi94546p
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結構ピカピカしています。 なんか輝いているというか、きらびやかな見栄えが特徴です。

かけ方が違うのでしょうか? いままでこういう見栄えのシルバーのリプレートってあまり見かけなかったのですが、つい最近見かけるようになりました。 

これに近いものを試したことがありますが、音色はちょっと派手な感じになるのですが、
しっかりとした、重たい音のするフィーリングが加わって、いい感じになります。

オリジナルのシルバーとはまた一味違った感じですが、リプレートとしては非常に面白いキャラクターです。

今後もこのような楽器が増えてくるかもしれませんね、、、。

www.tomosax.com





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コメント

こんにちは。
現在、私も楽器のリプレートを検討しており(楽器本体は現代のものです)、ちょうど疑問があったので、こちらで質問させていただきます。
以前からTomoさんはメッキは厚くかけると反応が重くなる、と仰られておりますが、現代のメッキは結構厚めにかかっているのでしょうか?また、リプレート前の楽器のキャラクターを生かしつつ、パワーや艶を足すのなら、薄めにかけると良い感じになるのでしょうか?
現在使っている楽器は非常に気に入っており、それにシルバーの感覚を足してみたいと思うのですが、薄くかけるとシルバーのキャラクターはあまり生きないのだろうか、しかし普通にかけると反応が重くなってしまうのでは、ということから、どうかけるべきか等々、悩んでいる次第です。
Tomoさんのリプレートについての考えなども色々ご教授いただけますと、非常にありがたいです。
ご回答、よろしくお願いします。

投稿: hiro-taka | 2010年6月25日 (金) 17時24分

hiro-taka様

情報ありがとうございます。


>>>>>以前からTomoさんはメッキは厚くかけると反応が重くなる、と仰られておりますが、現代のメッキは結構厚めにかかっているのでしょうか?

私はリプレートの専門家でもないし、実際に厚みなどを調べたこともないので、現代がいくらで、昔がどう、、、とうことはいえませんが、リプレートにも厚みの違いがあることは間違いないでしょう。 私が感じるに、、、、現代のリプレートは非常に厚くかけられているように感じられるものが多いです。 見かけもそうですし、重量感もそうですし、何より吹いたときの抵抗感、、押し戻されるようなフィーリング、、、つまりpushしなければいけないような感じを覚えるものは、最近のものにはたくさんあります。

>>>>>また、リプレート前の楽器のキャラクターを生かしつつ、パワーや艶を足すのなら、薄めにかけると良い感じになるのでしょうか?

そういうことになると思います。 しかし薄くしすぎると取れやすくなるでしょうし、薄くかける、、、とか程度の感じが難しいですね。 これは実験してみるしかありませんが、薄く掛ければそれだけプレートの影響が少なくなるのは当たり前で、薄すぎてもイマイチかもしれません。

>>>どうかけるべきか等々、悩んでいる次第です。

プレート屋さんは個性がありますよね。アンダーソンプレーティングのシルバーはみた感じが特徴的です。 ここでプレーとしたネックも吹きましたが、吹き具合も個性的な仕上がりです。

まず、出そうと考えているプレート屋さんで実際にリプレートをしたものを試すのがいいでしょう。 それでそのプレート屋さんがどんな感じで仕上げてくれるかわかるでしょう。 で、気に入ったプレート屋で、、、もし好みがあれば、そのためしたものよりちょっと薄く掛けたい、、、とかお願いするのが現実的です。

しかし、そんなすでにリプレートしたものを試せないでしょうから難しいところです。

というわけで、みんな、一発勝負みたいになるんですよね、、、、。

まあ、現代の楽器ならスペアのネックが用意に手に入るでしょうから、すでにプレートされた別のものを手に入れるほうが安全でしょう、、、。

投稿: Tomo | 2010年6月27日 (日) 11時32分

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