アメセル アルト 14万5千2百
今日は王道の14万5千台です。
黄色いラッカーから、オレンジっぽいラッカーに移行してしばらくしたものです。
まさに、鳴りが大きくパワーもあって、しかもしっかりしたキャラクターがある一番バランスのいい頃です。
さて、14万台については今までたくさん語ってきたので、今回はセットアップについて見てみたいと思います。
まず、今回の楽器はすべてオリジナルのパッドがついています。
つまり、今まで大きな調整を受けたことがない、、、ということになります。
さて、ここでパッドの開きを見てみましょう。
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ソプラノ並みに狭いのがお分かり頂けますでしょうか?
シックスはもともと開きが狭いものが多いのですが、鳴りを良くするために開きを広げちゃってるものって結構あるんですよね。 日本でいじられると、結構開いちゃったりしてます。
それはあくまでも好みの問題ですが、14万台のすごいところは、こんなに狭くても爆音が鳴ることです。 指も非常に速く動かすことが出来ます。
もっと広げれば、、、、もっと鳴るようになりますが、音色やフィーリングが変わっちゃうんですよね。
この楽器はオリジナルのセットアップが残っているので、変にいじられて変わってしまったものよりも、希少性が高いと思います。
楽器の鳴りを比べるときにはそういうセッティングも非常に重要で、この楽器には開きが狭くても鳴るという意味で大きなポテンシャルがあります。
開きを広げてよく鳴る楽器もありますが、狭いのに鳴る、、、14万台の大きな魅力です。
www.tomosax.com
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