SBA アルト 5万2千8百 サテンシルバー
今日はSBAのアルトです。
1953年製のアルトですが、40年代まではアルトは今よりも随分小ぶりな楽器でした。
実際に楽器をSBAをお持ちになったことがある人ならわかると思いますが、楽器そのものが軽く出来ています。
楽器自体が軽いと出る音も弱いので、当然ラッパなどに負けてしまうため強くする必要があります。 ということで、このSBAの時代にはシルバーの楽器が非常に多いのですが、今日のものはサテンシルバーです。
オリジナルかどうかはわかりませんが中のインナーゴールドは古く見えるので、古いリプレートかもしれません。 もしオリジナルだとしたら、相当珍しいものだと思います。
この時代でも彫刻なしのものはたくさん見られますが、それはほとんどフランス製です。
この楽器にはF#がついているので、まず間違いなくフランス製でしょう。
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私はオリジナルのサテンシルバーSBAを見たことがないので、オリジナル?というのには懐疑的です。 しかし、古いものであればリプレートでも効果はあまり変わらないように思います。
音色は強く太く大きくなって、ゴールドが入ることで低音は派手にバキバキいうでしょう。
男前なSBAが欲しい人にオススメです。
www.tomosax.com
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