セミカーブドソプラノ?Lyon & Healy
今日は珍品です。
サクセロっていうのはソプラノのベルがちょっとだけ曲がっているやつですが、今回のセミカーブド?はそれがさらに曲がっているものです。
この楽器はアメリカの古いメーカーで、Lyon & Healy という会社が1920年代に作ったものです。時代によってビッシャーやマーティンなどに買収されていたようですが、この楽器はマーティン時代のもののようです。
1920年代のソプラノなので、当然フロントキーはありませんが、パームキーのFまであるので、フロントを自分でつければ今と同じように使えます。
やはり1920年代あたりだと、まだ楽器が十分に完成されてなかったのでしょう。なので、このようないろいろな試みがされたんだと思います。
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サクセロとほんの少ししか違いませんが、音色の違いは大きいと思います。 なんか変にこもったソプラノ、、、みたいな感じでしょうか。
でも、この形の楽器はそれ以後作られていないようなので、やはりちょっと異質な音色なんでしょう。
コレクターにはオススメの楽器です。
www.tomosax.com
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