Dukoff Super Power Chamber スターリングシルバー S8
今日はシルバー製のデュコフです。
今は普通に見かける総銀マウスピース、、、実はデュコフは結構前から作っていたみたいで
非常に数は少ないですが、たまに出てきます。
やはり普通のデュコフは金属が柔らかいので痛みやすいんですが、そういう意味で作られたのでしょうか?
メタルとラバーの違いでも明らかなように、硬いマウスピースほど硬く明るい音がします。 この銀製も70年代あたりの普通のデュコフよりは、かなり密度が重く、硬い音がするんだと思います。
で、スモールチェンバーですから、この上なく直線的で重く、明るい音がするマウスピースでしょう。
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銀製のマウスピースというのは、非常に個性的な音がします。
例えば、プラスチック製のサックスの音を想像してみて下さい。 ぺらぺらな感じの音が想像できませんか? それは材質の密度が薄いのでそのような音になります。
では、銀ではどうでしょう? プラスチックとは間逆の、重たい、そして銀の輝きをもつ音が出ます。 それがマウスピースで作られた場合、音に対する影響は顕著になります。
つまり、マウスピースの形状がどうであれ銀で作られたマウスピースは、銀の輝きが添えられた音色になるので、かなり個性的な音がします。
もちろん明るい、暗い、、とか、、そういうキャラクターも形状で出るのですが、どれもはっきり銀製、、、と聴いてわかるような音になります。
ということで、この銀デュコフも、バキバキな中に銀の重たいきらびやかなキャラクターが添えられた音色がするでしょう、、、。
こうなると銀の影響が大きく、楽器の音色のキャラが薄くなるので小生はあまり好きではありませんが、好きな人にはたまらない一品だと思います。
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