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セルマー ショートシャンク テナー D

今日はテナーショートシャンクのDです。

ショートシャンクは実は結構あるようです。
買ったときにはマウスピースが付属してきますから、結構な数が作られています。

私がNYにいた時は100ドルくらいで買えましたが今ではDでも400ドルを超えるようになってしまいました。

開きは75ですから、、、かなり狭いですね。
よくどのくらいまで広げられるか?、、、ときかれるのですが、セルマーは広げるだけなら結構広がります。

ただ、カーブがうまくかけないので、きついカーブになりすぎてシャンクが短いこともあいまって低い音が出にくくなるものが多いですね。 なので、ショートシャンクのリフェイスものは注意が必要です。

Seldsolo31920101 Seldsolo31920102 Seldsolo31920103 Seldsolo31920104 Seldsolo31920105
Seldsolo31920106
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さて、ショートシャンクは非常に暗い音がしますが、明るい音のするリードをつけて、硬さをちゃんと合わせれば意外とバキバキ吹けるものです。

逆に薄めのリードをつけて、穏やかに吹くとJoe Henderson的になります。
実際彼の生音を聞いた人たちによれば、音はバンガードでもマイクなしでは全く聞こえないようなので、かなり小さいですね。

今回のものは開きが小さいので、最低でもEくらいないとなかなか使えないですが、初心者の方でジャズをしたい、、、という人には、扱いやすくていいマウスピースだと思います。

www.tomosax.com





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コメント

ともさん

こんにちは。私もソロイスト愛好家です。ロングシャンクCを090までアメリカで拡げてもらってますが、以前、一度投稿したようにリガチャーの組み合わせで随分と音に締りが出てきますね。特に低音域がしっかりします。

Hendersonの音量に関して。私は70、80年代に数度彼のライブを観ましたが、音量は晩年よりずっとあったように思います。特に合歓でのライブ時(CDにもなってます)のヴォリュームには驚かされました。

彼は晩年、肺浮腫に犯されていましたから、晩年の音の小ささは病の影響があるのでは、と推測したりしています。

またサックスも健康時には一時期スパー80’s、晩年はアンラッカーのマーク6だったのも、体力減少のせいで音の抵抗が少ない楽器を好んだのかな、などと邪推しております。

投稿: yakusumish | 2010年3月23日 (火) 23時55分

yakusumishさん

コメントありがとうございます。
彼の病気の細かいことまでは存じ上げませんでしたが、シリーズ1よりも晩年のアンラッカーのシックスのほうが私は好きです。 リードもかなり薄いものを使っていたみたいですから、音量は小さくてもあんな素晴らしい音色が出るのはGiantsならではだとおもいます。

確かに60,70年代のライブはもっとガリガリバキバキ系ですよね。 あまり有名ではない録音が数多くありますが、素晴らしい演奏ばかりです。 

投稿: Tomo | 2010年3月24日 (水) 12時17分

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