フラセル テナー 9万2千6百
今日はフラセル9万台です。
この頃になるとフラセルはビンテージ感が薄れてきます、、、、。
なんというかラッカーが明るくなっちゃうので、暗い音がしなくなっちゃうんですよね。
8万くらいは暗い色のラッカーなんかついてて非常に面白い音がするので、人気があります。
8万台フラセルはバーガンジーが使っていたり、私自身も非常に気に入った楽器をいろいろ見てきました、、、、。
しかしこの9万台を見る限りは、後期によく見られる色合いになっています。
ということで、、、フラセル的にはこの9万あたりで大きくキャラクターが変わるんですね、、、。
さて、今回の楽器は彫刻がありません。
スーパーアクションの時代や、シルバーには彫刻がないものは多くあります。
しかし、5桁あたりのラッカーで彫刻がないのは珍しいように思います。
ということは、彫刻なしフラセルの風潮は1960年くらいから始まったのでしょうか??
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写真を見ていただければ、8万台までに見られるフラセルの感じとは随分違って、現代的な、ともすればリラッカーに見えなくもない感じになっているのがお分かりいただけますでしょうか?
これをみて、、、なるほど、、いいフラセルってのは8万くらいまでなんだな、、、、と、ふと思ってしまうのは小生だけではないはずです。
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