アメセル バリトン 18万8千2百
今日はアメセルバリトンです。
今日の楽器は非常にきれいで、アルトやテナーだと18万台でピカピカ、、なんてたくさんありますが、バリトンはあまり見かけないので稀少です。
18万台、、、、といえばかなり後期のマークシックスで、バリトンくらいの大きさになるとあまりヴィンテージな香りはしないかもしれませんが、それなりにいいところはあると思います。
アメセルのもともとの特徴といえば、、、ラッカーが薄いことや溶接の方法、材質などの特性によって得られる、反応の速さと暗い掠れたようなぼけたような音色でした。
この辺は掠れた暗い音色はかなり薄れてきますが、なんといっても魅力は反応の速さ、、、軽く吹いても、スパッと鳴ってくれることです。
そういう意味で、メタルのマウスピースをつけてファンクなどをバキバキ吹くには非常にいいのではないでしょうか?
逆にフルバンなどのアコースティックなシチュエーションでは、鳴りの大きさが求められるので、アメセルシックスよりはもっと大きな太い音がするものの方がいいかもしれません。
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バリトンのビンテージは楽器によって全然違うので非常に難しいのですが、この楽器は反応の速さに特化した楽器として、非常に有用な楽器だと思います。
www.tomosax.com
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