アメセル アルト 9万8千

今日はアメセルアルトの9万8千台です。

この時代のアルトは、前期に比べると随分鳴りも大きくなってきて、テナーでは音色は随分初期と変わってきますが、アルトはテナーほどは音色は変わらず前期のままのもこもこした感じにちょっと艶が出て大きくなっているようなそんな感じです。

前期に比べると、しっかり安定してドンと構えたようなそんなフィーリングがこの頃にはついてきます。　

この楽器何といってもぴかぴかです。

１９７９年にこの楽器の見積もりを出してもらっていますが、なんと1500ドル、、、、。

まあ、当時はただの中古楽器だったのでそのくらいの値段だったんでしょうが、これがその30年後には６０００ドル、、、になるわけですから、30年で4倍も高騰したといえます。

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古い音色が欲しいけど、コントロールで苦労したくない、、、という人にはオススメなきれいな楽器です。