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SBA テナー3万4千1百

今日はSBAのテナーです。

SBAになってから初期のもので、セルマーになってオフセットのキー配列が採用された最初の頃です。 知らなかったのですが、クリスポッターのサックスはこれと50番違いくらいだそうです。

この頃のSBAは後期のものと違い、もっと素朴な力強い音がします。 マークシックスに比べても力強いような感じで、吹いたフィーリングが軽いというか、、Free Blowingというか、

今回のものはシルバープレートだったのですが、ほとんどはがれてしまっています。 こういうものは右手の親指のところやキーが磨り減っているので、購入の際には注意が必要ですが、もう一回シルバーとかかけると案外使いやすいいい楽器かもしれません。

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安ければお買い得だと思うのですが、、、。

www.tomosax.net

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コメント

いつも楽しく拝見しております。

最近SBAを使っている方を良く聴いているのもあって、段々このような楽器が欲しい、、、と思いながらも、今使っている楽器はサックスを初めてからずっと使っているので、慣れもあるのでしょうか、中々手放せないです、、、。

記事にも書かれていましたが、ジョー・ロバーノ氏も父親から受け継いだSBAを、磨耗したために銀メッキをかけたという話を聞きます。それほどまでに魅力的な楽器、、、SBA、、、。
一サックス吹きとして、いつか吹いてみたいです。

投稿: hiro-taka | 2009年7月16日 (木) 18時46分

コメントありがとうございます。

SBAが魅力的かどうかはよくわかりませんが、流行というものがかなり影響していると思います。

ロバーノは昔から、少なくとも80年代初期のメルルイスのバンドではSBAを使っていましたが、その時代では誰もSBAに目もくれませんでしたし、何故急にSBAと騒ぎ出したのかよくわかりません。

というか、わからないことはないのですが、、、。

90年初期にブランフォードが使ったんですよね、、、。そのあたりから、デビッドサンチェスがつかったり、ジョシュアがSBAにかえたり、、シーマスがもってたり、マークターナーもつかったり、、、と若い世代で流行っていったわけです。

そんなわけで、不思議なことに急にみんなSBAがいいように思えてきたわけです。 

まあ、ジョシュアみたいに吹きたけいひとは当然SBAに関心がいくのはよくわかりますが、私はいまプレーヤーで一番熱いのは6万台中期~後半だと思っています。 あと10年位したらみんなこの辺に移ってるんじゃないかな~~と思ってます。

投稿: Tomo | 2009年7月20日 (月) 13時06分

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