アメセル マークセブン25万台 テナー
今日はマークセブンテナーです。
何故か私の周りはアルト、テナーにかかわらずマークセブンをお持ちの方が異様に多いのですが、吹かせていただくと一本一本かなり違う、、、、。
もちろんマークシックスもかなり違うんですが、セブンの場合は23~30万位のシリアルで数が少ない、しかも時代が下って大量生産なのに、かなり違うんですよね、、。
まず、アメセルとかフラセルはこの時代になるとどうでもいいように思います。 もちろん違いはありますが事情はマークシックスとは違うと思います。
初期マークシックスのように時代によって作られた音、、、つまり、その当時と同じ楽器を使うことで得られる音色、、、というものがありません。 例えば、78年くらいのだれそれの演奏をするから、アーリーバビット付けて、、、、なんてしませんよね。
そういう、それを使うことで近づける目標みたいなものがないので、どちらを使ってもあくまでも好みの問題になるような気がします。
では、何故セブンは一本一本そんなに違うか???
セッティングによるところが大きいと思います。 つまり誰がどういう風に楽器を調整したかで、大きくフィーリングが変わるようです。
楽器というものはパッドが閉じてればいい、、というものではありません。 例えば、先日書いたようにサンボーンがばねが振動を妨げる、、というようなこともあり、パッドが閉じているのは当たり前で、さらに楽器の振動をよくしてくれるようなそんな調整をしてくれるかどうか、、、これは技術者の腕に大きくかかっています。
さて、今日は25万台テナー、、、。 おそらく、でかい音がすることでしょう、、。 リッチウォームサウンド、、、とありますが、太いんですけどちょっとしまりがないような、、、そんな印象をこの番台では受けました。 私が吹いたものは、特に小さい音でこもった音域とか吹くと、もっとその傾向が顕著に現れてコントロールが大変でした。 鳴りを大きくする分そういう弊害みたいなのがあるかもしれません。 しかし、 この楽器にはすごいプロジェクションがある、、、と書いてあるので、私が吹いたものほどはひどくないのかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
セブンは特に鳴りが大きいので、ゴリゴリ太く吹く、、、、か、、、、、あるいはプロジェクションが欲しければ、細身のメタルを吹けばかなりましになることでしょう。
www.tomosax.net
| 固定リンク | 0
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント