Alto セルマー ショートシャンク E
今日はショートシャンクのEです。
今日のものは非常にきれいですが、このようなものは昔はよく見かけました。
小生もその昔、使っていました。
ただ、その当時はReal Kenny G?がはやっていたにもかかわらず、アルトの同級生でもショートシャンクを使っている人は少なかったですね。
というのも、私の行っていた学校ではNYメイヤー全盛だったので、ショートシャンクはちょっと音が暗すぎたのです。 現に当時ジムスナイデロ氏の譜読みのクラスでショートシャンクで吹いていたら、ショートシャンクには出ない明るさを無理に出そうとしてるからNYメイヤーに変えろ、、、、といわれたことがありました。
その当時はまだそこまでイーベイが流行ってなかったのでNyメイヤーもそんなにすぐには買えませんでした、、、値段は350ドルくらいでしたが、、、、。
ということで昔はショートシャンクはわりと暗い系の音だったのですが、最近はギャレット氏やスティーブウィルソン氏もそうですが、かなり明るい音で吹いていますね。
彼らは吹き方で音色を調節していますが、世の中では明るいプレートがのったカチッとあたるリガチャー、、、さらには、明るい音のするリードをつけてかなり、明るいタイプの音がショートシャンクでも出せるようになりました。
まあ、昔でもできたんでしょうが、スタイル的にそういうひとがいなかったんでしょうね、、。
なので、この20年くらいのショートシャンクの進化、、、だと思います。 なので、ユーザーも格段に増えたんですね。
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明るく吹くには息のスピードを上げてきつく?吹くような感じにすればいいのですが、 リガチャーなどで明るくするよりは息のコントロールでできるほうがいい音がするようです。
前述のお二方(スティーブはロングシャンク)なんかも非常に魅力的な音ですね。
www.tomosax.net
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コメント
ともさん
何時もお世話になっています。
内容がタイムリーで驚きました。僕はテナーでソロイスト・ショートシャンクDを吹いていますが、リガチャーは恐らく古いメイヤーでしょうか?ジョーヘンダーソンが愛用していた奴ですね。あれを使っていましたが、どうも音の抜けがいまいちと思いながらも吹いておりました。
そして昨日、注文していたヴァンドレン・オプティマム・リガチャーが手元に届き、先ほど吹いてきたのですが、まさに目からうろこでした!
音のヴォリューム、抜け(特に高低音部)、コントロールのしやすさ、オーヴァートーン。全てにおいて、素晴らしいのです。
プレートは3枚ありますが、どれも捨てがたいニュアンスがありますね。
昨今の新しいリガチャーの進化を思い知った次第です。やはり「昔の付録もの」は見た目の味はありますが、機能では格段に劣るようですね。
オプティマムのデザイン自体は今ひとつ好きではないですが、性能は素晴らしいと思います。
ソロイストは篭った暗い音がするので、このような現代的なリガチャーとセットすることで潜在的に持っているソロイストの良さが引き出るようですね。
勿論、ご指摘のようにトーンカラーを変化させるには息のスピード・コントロールも必要ですが、楽器、マウスピース本来の能力をアップしてくれるリガチャーのチョイスは重要だ、と認識いたしました。
投稿: yakusumish | 2009年5月12日 (火) 14時41分
コメントありがとうございます。
暗いマウスピースであれリガチャーをつけることでずいぶん明るい方にも、暗いほうにも持って行くことができます。
マウスピースを変えなくてもそれ以外の部分で結構音色って変えられるんですよね。
オプティムはプレートがついているので、リードのちょっとしたばらつきのときに
同じ感じでふけるようにプレートを変えたりして吹いています。
最近は重たいリガチャーが増えてきているので、鳴りが太くなった、、とかだけではなく反応も重視して選ぶことが大切だと思います。
投稿: Tomo | 2009年5月13日 (水) 22時26分