King 30万台 アルト パールキーシルバーネック
さて、今日はキングです。
未だにマークシックスほどは人気がないものの、50年代初期の楽器として当時最も実用的で機能的だったのがキングです。
この当時のセルマーはスーパーアクション(SBA)で鳴りが細くテナーの大振りな音に対しかなりこじんまりしていました。
一方キングは、でかい音を目指したパワーのある楽器でした。 ということで、自ずとテナーやラッパと張り合うにはキングしかやりあえない、、、、、のではなかったでしょうか?
なので、パーカー、キャノンボール、ムーディーなどビーバッププレーヤーたちに愛用されていたのがキング、というのは納得のいくところです。
さて、今日の楽器は1950年製、キングのアルトで最も需要が高いモデルです。
古いビーバップのスタイルを意識したいプレーヤーは。マークシックスよりもやはりこの時代の楽器に目が行くと思うのですが、小生がNYにいたときキングでいい楽器があるとみんながいっていたのが、この、50年あたりの、シルバーネックのキングです。
なぜベルまでシルバーじゃないのかよくわかりませんが、多分30万台で両方シルバーってかなり珍しいと思います。 あと、こっちブラスベルのほうが普通っぽい音がしたからだと思います。
そんな感じの理由?で、キングといえばこの楽器が人気が高いようです。
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値段は、4800、、、かなり高いですね。
やはりビーバッププレーヤーには人気があるのと、シックスほど数がないのでこのくらいの値段になるんですね、、、、。
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