アメセル アルト 8万4千
今日はアメセルアルトの8万4千です。
このあたりはわりと明るいラッカーがのっているものが多いのですが、 これも明るくてかてかしたものです。 写真の写り方で若干黄色く見えますが、別の写真ではあめ色をしているのでリラッカーではないでしょう。 ただ、先日の8万前半のようなくすんだ色ではないので、ぱりっとなりそうです。
テナー同様、6万台くらいまでのぼわっと広がった感じの音から、がりがりしまった感じの音に移行し終わった楽器です。 鳴りも6万くらいに比べると、若干重く太くなっているように思います。
とはいってもアルトはこの時代はラバーで吹くことのほうが多かったので、マウスピースによってサウンドの方向性が大きくきまるといっても過言ではないでしょう。
つまり、NYメイヤーをつければあの時代の音がするわけで、マウスピースとの組み合わせでこの楽器がキャラクターを発揮できるか、かなり決まってくると思います。
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アルトは鳴りと、反応できまるのでもっとあとの方が好まれることが多いですが、あとはこの楽器がそのあたりとの兼ね合いでいい楽器かどうか決まると思います。
www.tomosax.net
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