アメセル アルト 13万1千
今日は、アルトの13万1千です。
よく、13万、14万、、、なんて聞きますが、13万と14万って結構違うと思います。14万の中だけでも違いますから、、、、、。
さて、今日は13万初期ですが、、これが12万に近いものかはちょっとわかりません。境目がわからないので、、。 ただ、13万に入ってある瞬間にがらっと変わるのは事実です。
12万台はアルトは、ビーバップ的なキャラクターが残っていますが、13万になると、鳴りが太く大きく変わります。 もちろんデザインが、、、ということもあるんでしょうが見かけよりも中身が重要なのであまりふれませんが、急に上から下まで粒がそろって、パワーがついたようなそんな感じになります。
個人的な印象では、ラッカーの関係もあり、13万あたりのほうが、暗いキャラクターの濃い音がして、14万のほうが鳴りが大きく華やかな感じでしょう。
なので、今日の楽器はチューンアップされた、中期の初期モデル???あるいは、ビーバップ的な最後のモデル?? のどちらかといえると思います。
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楽器の反応や鳴りの大きさでは、14万のほうがいいような気がしますが、暗いキャラクターも欲しい、、、、ハイバッフルのマウスピースつけるから鳴りよりは暗い方がいい、、、という人は、13万のほうがしっくりくるかもしれませんね。
www.tomosax.net
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コメント
何時もお世話になっています。
シリアルの傾向についてですが、これはフラセルにも当てはまるのでしょうか?あくまでアメセルに限った傾向なのでしょうか?
また同じアメセルのとても近いシリアルなのにラッカーの色が全然違うものもあります。勿論オリジナルラッカーの状態なのですが、これはどのように捉えたら良いのでしょう?
投稿: yakusumish | 2009年4月10日 (金) 16時44分
コメントありがとうございます。
シリアルの傾向ですが、ある程度はフラセルにも当てはまる、、、、はずですが、実際はそうでもありません。 8万台くらいでもしっかり鳴るものもあれば、もっと後の方でもバランスの悪いものもあります、、、。 なので、私が述べている傾向はアメセルについてだとおもってください。
アメセルで、シリアルが近いのにラッカーが違う、、、。 一本一本違って当然のように思います。
ラッカーは毎回混ぜて適当に?かけてただけでしょうし、混ぜる内容も違ったからです。 このくらいかな、、、ジャボジャボ、、、、、的な混ぜ方だったのではないでしょうか?
さらには、ラッカーにもいろいろな種類があります。 通常のラッカーの色や、いわゆるグリーンラッカー、、、オレンジのものなど、時代にかかわらず、いろいろなものをランダムにのせていたみたいですね。
投稿: Tomo | 2009年4月11日 (土) 08時12分
さすがに新しいシリーズでは均一性を保っていると思いますが(?)、シックス製造時にはかなりアナログでアバウトであったという事ですね。
という事は近いシリアルでもラッカーの色合いによって音質も変わって来る訳ですから、シリアルとラッカーとのコンビネーションで複合的に音の傾向を推測していかないと駄目な訳ですね。
う~ん、奥が深いですね(笑)。
投稿: yakusumish | 2009年4月11日 (土) 14時21分
ご返信ありがとうございます。
ある程度の傾向はもちろんあるとは思いますが、やはり年代によって随分変わっていると思います。
さらには、コンディションやどのように調整されたかでも、音やフィーリングは随分変わるので、一本一本違う、、と考えたほうがいいと思います。
番台や見かけで選ぶのではなく、違いやコンディションを知っていて、こういうのが欲しい、、という好みをしっかり持った上で探すのがいいと思います。
投稿: Tomo | 2009年4月12日 (日) 12時06分