アメセル テナー 23万４千 新品

今日はアメセルテナー　２３万４千　新品　の状態です。

パッドもオリジナルが残っていて全く新品の状態です。
このテナーを訳あって吹く機会があったのですが、非常にいい楽器でした。

まさに新品、、、、若干明るめの艶のある音が上から下までイーブンに鳴ります。
触った感じもまさに新品、、、非常にタイトな感じのキーワークです。

さらには、後期のマークシックスの強みなのですが、この楽器、鳴りが大きいのです。
２３万だともうセブンの時代なのですが、ひょっとしたら若干ベルが大きいのかもしれません。
軽く吹くだけでもかなり大きな音がでます。　しかしセブンのようにフォーカスの甘い、ややつまった感じではなく
マークシックスのしっかりフォーカスされた音です。

もちろん楽器というのは使い込まれて摩耗して出る味というのもあるのですが、それはある意味どの楽器でものちに当然出てくるもので、この楽器にはそういったフィーリングはありません。

この楽器のいいところですが、機能的には現代の楽器に劣らないくらいしっかりした、反応、鳴り、があります。
さらには、音色が現代の楽器のようにピリピリ、キンキンしたかんじではなく、マークシックスの音がします。
つまり、ビンテージのマウスピースとキャラクターが同じ方向を向いているということです。

通常、シリーズ２などの楽器にビンテージをつけても機能はさておき、キャラクター的に現代的なものを無理矢理
反対方向のビンテージ的な方に引き戻す、、という要素がどうしてもつきまといます。　つまり、打ち消しあっているところがあるわけです。

これに対し、このマークシックスは５桁のシックスにくらべると明るい音ですが、ビンテージのマウスピースをつけるとやはりビンテージの音を損なわずに同じ方向に向いてさらにいい音がします。

トーンマスターをつけて吹いみると、シリーズ２などにつけたときとは全くちがう音がします。
つまり、あの時代の音がするのです、、、、。

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何よりもこういう新品の楽器は、コンディションの心配をする必要がありません。
さらには、使えばつかうほど味が出てきます、、、、、。

やっぱりビンテージとはいえども出来るだけコンディションのいいものがいいですね、、、。

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