Slant の 材質??
今日はスラントの材質についてです。
スラント自体でも50年代〜70年代の20年足らず、時代による差があります。
当然その間でも材質は変化するわけです、、、、。
さてどのように変化するのでしょうか? そして何故???
これについてまたまたヤナギサワのS氏にご説明頂きました。
(断っておきますが、たまにしかクロッシュには行かないんですよ、、毎回の話がディープなのでひとつずつ分けて書くとしょっちゅう行っているような感じがしますが、そんなことありません、、、)
ラバーのマウスピースは型を取った後、冷ますという過程が存在します、、、。
その昔は冷ますのに一晩かかっていたようです、、。
そのようなラバーはこちら、、、。
ちょっと赤みがかったような感じがみてとれます、、、。 触った感じもちょっとしっとりしていて、艶のあるいい音がします。 つまり、本当の意味でいいラバーということになります。
でも、冷ますのに一晩もかかっていたら毎日いくつも作れません、、、。
そこで速く冷ます、、、つまり、速く型から外しても壊れない方法を探しだしてくるわけです、、、。
その方法が、ラバーにプラスチック的なものを混ぜる方法、、、らしいです。
そのような方法に移行してきたあたりがこちら、、
ぴかぴかしているのがわかるでしょうか??
そう、プラスチック的な材質が多く入ってきたのでこのようになってくるわけです。
もちろんこのようなスラントでも非常にいいものがあるので、ダメといっているわけでは決してありません。
ただ、違いはかなりあるようです。 このようなタイプのスラントはかなりかちっと、バリッとなります。
とすれば、現代のマウスピースが何故かようにぴかぴか光っているかもよくわかりますね、、。
ラバ−の歴史も奥が深いようです、、、、。
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