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Alto New York Meyer 5SM

さて、NYメイヤーの5SM です。  ういうっかり写真をよく見ずに記事を書いてしまったので訂正します。

ショートフェイシング、メディアムチェンバーです。
ショートフェイシングのみというのは珍しいですね。

ただ、フェイシングの長さが短くバランス的には上の音が伸びて、下の音が少しつまる、、、かもしれません。

そもそも、古い時代にはこのようなタイプのマウスピースが多いような気がしますが、この70年代あたりでこのようなデザインを作っていたのはある意味珍しいでしょう。

圧倒的にミィディアムフェイシングが多いことを考えると、希少性はあると思います。

やはり、先端が厚めのリードを使って、力を加える(噛む?)傾向にあるプレーヤーには気持ちのいいマウスピースかもしれません。

あるいは、上の音域を補填したい、、、、、、、などという感じにはいいかもしれません。

が、バランス、、という点でミディアムチェンバーのほうが、支持されていますから、現代のマウスピースに慣れている方にはちょっと扱いにくいかも知れません。

M2021
M2023
M2025
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モデル的には珍しいですが、やはりちょっと敬遠されてるようなところもあり、値段はあまりあがりませんね、、、。

www.tomosax.net

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コメント

早速出ましたね。NYマイヤー。

テーブルにSとあるので、ショートフェイシング・スモールチェインバーで5SSでしょうか?

私自身の5MSは、おっしゃるとおり高音が細くなるので、オリジナルで買ったものを少し広げて使っています(おそらく、オリジナルではほとんど使い物にならなかったので、新品同然で残っていたのでしょう)。
結果としては、スモールチェインバーの一本調子な欠点が解消されて、パワーとエッジ、柔らかさがブレンドされました。

以前持っていた8SSがすごいパワーのマウスピースだったので、写真のマイヤーも、どんな音がするのか気になるところです。

投稿: csaka | 2008年6月 8日 (日) 00時28分

csakaさん

コメントありがとうございます。
日付が変わる前にと、あわてて書いたのでついうっかりしてしまいました。

小生もリードアルトなど吹くときはMMではなSS を使っていますが、ショートチェンバーにはショートフェイシングがあうようです。

ミディアムチェンバーは音がやや丸くなるような感じで、息のコントロールでカタい音もでますが、それに比べスモールチェンバーは明るい側に偏った一辺倒のような感じもします。 それをコントロールするには、ショートフェイシングにする方がフィーリング的にいいのかもしれません。

8というものは吹いたことないのでわかりませんが、 たしかに大きな音がしそうですね、、、。

投稿: Tomo | 2008年6月 8日 (日) 07時57分

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