マウスピースのポテンシャル? その2
というわけで、マウスピースを微調整してもらうのは、モノによる、、、のですが、、。
今日はDoc Tenny の話です。
このマウスピース、サックスクエストから出ている、スラントのコピー的なマウスピースです。
詳細は、他でも書いたので置いておいて、こんなことがありました。
ヤナギサワの S氏のところに、友達がマウスピースをたくさん削ってもらうらしいので一緒に行ってみました。
そのマウスピースのなかには、アーリーバビットや、フィルバロンがいじったりしたヴィンテージのラバーが数本あったのですが、その中でS氏がこれは良く出来てるなあ、、、、、、、といったのが Doc Tennyでした。
実際、大学の教授もしている彼はそのマウスピースをメインに使っていたのですが、 S氏曰く、テーブルもフェイシングも完璧で特にいじるところがない、、、、、、と。
で、結局バッフルのあたり(より少し下)を磨くとか、そういうほんの少しキャラクターを変える、、、女性の化粧でいうところのアイシャドウの色を変える程度のことをして、ちょっといじった程度のことしました。
(余談ですが、S氏はそんな凄く細かいところま調整できてしまうのです!!!!!)
もともとこの Doc Tennyというマウスピースはスラント、、といてるわりには実はアーリ−バビットそっくりで(と思う)、ラバーも今のオットーリンクよりは数段いいものを使っていて、バビットのようなすこし抵抗のあるパワーのでる、いい材質を使っています。
つまりこのDocTenny、調整によるポテンシャルは、ほぼないに等しい、、、、わけで、非常に完成度の高いマウスピースなわけです。
このようなマウスピースは、なかなかチューンナップが難しいところではあります。
www.tomosax.net
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