マウスピースのポテンシャル?
最近忘れてました、、、、マウスピース徒然草、、でしたよね、、、。
マウスピースについて書かなきゃ、、、。
さて、今日はマウスピースのポテンシャルについて書きたいと思います。
つまり、リフェイスしてどうなるか? ということです。
もっといえば、リフェイス(adjustmentのほうが正しいかな?)だろうが何だろうが、そのマウスピースのポテンシャル以上にはならないわけです。
では、マウスピースのポテンシャルとはなんでしょう??
1、材質
2、デザイン(カーブや内側)
3、精巧さ
大きく分けてこの3つに集約できるとおもいます。
よくマウスピースを調整してもらって、とてつもなく良くなるようなイメージをもつ方もいらっしゃいますが、
それは場合に寄ります。
つまり
そのような可能性があるのは
1の材質がいい場合です。
1の材質というのは、
野球選手で言うところの、体の大きさや俊敏性、
ラーメンで言うならば、いかに高級でいい材料をつかっているか
ということです。
言い換えるならば、材料がよければ、あとは調理の仕方で最高の仕上がる可能性もあるわけですが、材料があまり良くなければ、いくらがんばってもそれ以上にはならないのです。
材質が良ければ、リフェイスや調整をすることによって、最高のものに、劇的にかわる可能性はあります。
周富徳の突撃オタクの晩ご飯で、素人に超高級食材で料理作らせた後に、周富徳に最後に手直ししてもらうようなもんでしょうか。 その辺のスーパーの食材では、やはりそれなりのものしか、、、、、、。
2、デザイン
これは非常に重要です。 あまり、良くないフェイシングカーブをもつと、リードの反応は悪いですし、あとは個人の好みもあります。 これを変えることでも、良くなりますが、材質が良くなければそれは劇的な変化というほどのことはありません。 さらには、バッフルやチェンバーなどをいじっても、自分の好みに変えられます。 これは、彼女に自分の好きな服を着てもらったり、好きな髪型にしてもらったり、、というかんじでしょうか。
3、精巧さ
これも、大切です。 しかし、一般的には、ある程度のレベル以上のマウスピースであれば精巧なのは当たり前です。ヴィンテージなどで摩耗したものを調整するにはいいとは思います。しかし、新品のマウスピースをいじってもらっても良くはなりますが、劇的な変化はないかもしれません。
以上の3つの観点から以下の例をみてみましょう。
このマウスピースはとある人の、カスタムメイヤー、、です。
現行のメイヤーをいじって、仕上げたものです。何をやったかいうと、100%精巧にしあげた、、ということですね。
あとは、この人の好みのカーブに仕上げたのかもしれませんし、中を磨いて、明るめのサウンドにしあげたのかもしれません。
つまり、道歩いてる素人の女の子捕まえて、芸能人と同じ服を着せて、同じメイクしたわけです、、。
まあ、そこそこよくなった感じがイメージできるのではないでしょうか。
考えてみてください。
普通に道歩いてる人と、将来本当に芸能人になるやもしれぬけど、いまはもひとつさえない感じの人と、、、。
それが、材質だと思っています。
つまり、
何をしようが、材質がよくなければ、スラントやNYメイヤーには到底及ばないわけで、
普通に売っている、バビットのメイヤーにNYメイヤーになるような期待はかけれない、、、
ということです。
もちろん、ある程度はよくなると思いますが、、、。
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