見た目 = サウンド??
さて、今日は小生が思う勝手な意見です。
ここ最近、色々なところで楽器を大量に吹き比べる機会がありまして、ああ、やっぱりそうなのか、といまさらながらに実感することがありました。 それは
見た目がサウンドを反映する
ということです。 フィーリングではなく、外面のサウンドです。
じつは、ヤナギサワのS氏が、おっしゃっていたことが大きなヒントになりました。
音も反射しながら伝わっていく
つまり、楽器は振動してるわけですが、音はその楽器自体で光のように反射しながら突き進んで空気中の音に変換される、、、、。と。
つまり、色のついた鏡で反射すると、反射した後の光は当然その色がつくわけです。
つまり、材質が同じだとすれば、その材質にのっているラッカーやプレートの色の影響をうけてしまうと、、。
つまり、みたままの音がする、、、といえるわけで
ゴールドプレート = 金色のようにギラギラする
ピンクゴールドプレート=さらにギラッとした明るい音
シルバー=落ち着いた、でも輝きのある暗い感じ
イエローラッカー=明るいパリッとした感じ
グリーンラッカー=暗いおと
ブラックラッカー=暗い黒い音、、、、
写真の楽器はIOの銀メッキ+ピンクラッカーです。 先日、グローバルさんのご好意でいろいろ吹かせていただきましたが、この楽器もみたまんまの音がします。 見た目、、明るいですよね。 ふつうシルバープレートって暗いおちついた音なのですが、この楽器はイエローラッカーとも違ったややギラッとしたピンク色な音がします。
ではアンラッカーは??
アンラッカーはよく鳴る、、、など、色以外にも大きな影響がありますが、各メーカーやはり見かけはくすんだ色のものが多いと思います。 多くのビンテージはラッカーが剥がれて、普通のイエローラッカーよりはアンラッカーのほうが”見かけは”似ているので、 やはり外面の音は近い音がでる、、、、さらに、ラッカーがのってない分、下手にラッカーをのせるよりも同じようなフィーリングが得られる、、、、、、、と。 まあ、なんであれ、ああいう見た目をにせると音の方向性も似るわけですね。
さらにいえば、リファレンスを含めて、ビンテージコピーモデルはフィニッシュが暗い色のものも多いですね。
ああすることで、外面の音を似せる、、、、というのもよくわかる気がします。
先日のサンボンのマークシックスもそうですが、近い番台でもラッカーの色は微妙に違うわけで、コンディションは違うながらも出てくる音はラッカーの色を反映しています。
もちろん、音色以上にもパワーや楽器の反応にも影響があるので一概にそれだけでは判断できません。
ビンテージに近いか否かというのはさておき、小生が興味があるのは、、、、、ネックと管体のフィニッシュが違うものを組み合わせれば、当然複雑な音がするわけで、
う〜〜〜ン
おもしろいな、、、、、と勝手に思いながら過ごす今日この頃です、、、、。
(だから、ブロンズ992にあわせるためにシルバーにピンクゴールドかけたネックが欲しいのです、、、、、、他にはない感じでした)
結論、、、、
楽器を買う上で見かけ、、、、というのは、実は意外に重要で、音の方向性を表してるわけです。
まあ、見かけが派手な女性(男性?)は、結構そういう性格の可能性が高いわけで、何に関しても第一印象というのは重要?? ということでしょうか??
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