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アメセル アルト 12万台 Mark 6

今日は12万台、アメセルシックスです。

小生も昔、一本もっていました。
13万とか14万というシリアルがよくとりだたされるために、あまり注目を集めない12万台ですが、
実は綺麗なものがかなり残っていて、頻繁にミントコンディションのものが見受けられます。

これも、比較的綺麗なほうです。  数年前なら4000ドルほどでしたが、今は下手すれば6000ドル、、、
日本に仕入れたら100万、、、なんて金額になるのでしょうか??

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よく、シリアルについての違いを教えてください、、、といったような質問を受けるのですが、個体(の状態)が違いすぎるのと、好みの問題、、、、、つまり良い悪いの問題は人によって違うので、なかなかうまく答えられないのですが、12万台と13万台のあいだあたりでは、随分フィーリングが変わります。

もちろん、大きなマイナーチェンジが、、、、とったようなことで、楽器のデザインが変わるのですが、そんなことよりも、実際、機能的に音色的にどのように変わるのでしょうか??

これは私の勝手な意見です。

12万台くらいまでは、初期のクオリティーを引きずって、暗い、かすれた、、、渋い、、というような、キャラクターですが、13万台くらいから、かなり、はっきりとした、がりっとした、ようなキャラクターに変わるようなイメージを小生はもっています。

加えて、反応も良くなって、12万くらいまでは、ギアでいう3速くらいまでで、あまり押せないのですが、13万台とくに14万くらいは4速くらいまですっとのびるようなそんな、鳴りの大きさと反応の良さがあります。 

どちらが、いいということではなく、12万台は安土桃山時代、、、13以降は江戸、、、というように、若干、趣が異なりつつ、現代的になっていく、大きな転換期のような気がします。

www.tomosax.net

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