フラセル バリトン 8万4千 黒フラセル
今日は8万台 フラセルバリ
小生もこれとほぼ同じ番台のものをもっています。 1000番くらいしかシリアルが離れていないので、他にテナーやアルトも作られたことを考えると小生のバリトンと同じ棚にならべてられていただろうと思うと感慨深いものがあります。
さて、この時期のフラセル、、、なぜかバリエーションがいっぱいで非常に面白い。。。。
とくにバリトンなどは、、、、、、、
まず見た目、、、、、ラッカーはグリーンラッカーです。 黒っぽい飴色してます。
金属、、、、、かなりピュアな感じで、すーっと振動が伝わっていくようなフィーリングです。
音、、、、まさに木管らしい木のような音がします。 金属のガリガリした感じがありません。
あまり古いアメセルバリトンは吹いたことがないのですが(吹いてる人も見たことがない、、、)
テナーやアルトから推測するに、(アメセルのような少し反応の速いペラッっとした感じではなく)フラセル的な太
い感じを保ちつつ音色も暗く甘い感じがします。
世の中バリトンはヤナギサワや最近のセルマーのガリッとした感じが主流になってきていますが、古い太い音のするバリトンも見直されたいものです、、、、。
写真の価格は12000ドル、、、、、、、小生が10年ほど前に買ったものはフラセルにしてはかなり高かった6500ドルですから倍以上跳ね上がったことになるのでしょうか、、、、、。
その希少性と、なによりも音色、、、、、にはそれなりの価値があると思っています。
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