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ボブ アッカーマン ロストワックス

さて、たまにみかけるロストワックスです。

ヴィンテージものを型をとって同じ形に仕上げたいわゆるレプリカです。
リンクシリーズやNYメイヤーシリーズがあるようで、テナー用メタルリンクレプリカをしばしばオークションで見かけます。

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写真のものは数ヶ月前にオークションででていたもので日本でリフェースされているようです。 なので、かなり作りが粗くなっているのですが、オリジナルの状態はもっと丁寧に仕上げられています。

小生、ボブの家まで行ってこのマウスピースをたくさん試奏してきましたが、マウスピース自体はいい作りだとおもいます。

問題は、、、、、、、、、、、、、今日のテーマ材質です。

このマウスピースが本物と違うところ、、、、材質、、、、吹奏感、、、フィーリングです。

このマウスピースは極端に反応が重たいのです、、、、、、。。

つまり、息に対する燃費が非常に悪いため、一生懸命息をいれてもあまり鳴ってくれません。

繰り返しますが、これは材質によります。  レプリカマウスピースのほとんど、あるいは現代マウスピースのほとんどが材質まではコピーできないため、デザインでは勝っていてもフィーリングや反応、、吹き心地といった点で大きくヴィンテージのものに負けてしまいます。

一部のマウスピース、バンドレンやフレディーグレゴリーなどヴィンテージのものとは別物ではありますが、いいラバーをつかっている良い例ではあります。しかし、このロストワックスの材質はあまり褒められたものではありません。(あくまでも私個人の意見ですが、、。)

ということで、先日のような古いフレンチブランクを、、、、、というような話になりますが、なかなか完璧なものは存在しないわけでそこがヴィンテージワールドの入り口となっているのではないでしょうか??

www.tomosax.net

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