Streamline mouthpiece Charlie Parker !!!!
さて、きょうはチャーリーパーカーの使用で有名なブリルハートのストリームラインです。
ブリルハートといえば、 Meyer Brothersが登場する前のアルト吹きの定番マウスピースでした。
メイヤーが直線的な音が出るようなイメージに対し、それまでの主流であったブリルハートはSweetでやさしい音がすることで特に40年代以前のビッグバンドの音を象徴しています。
ということで、チャーリーパーカーの時代においては彼がブリルハートをつかうというのは特に普通のことであるように思われます。
この時代のブリルハートはGreat Neck NY とCarlsbadモデルに加え、Streamlineモデルが作られていたようですが、このストリームラインというのは珍しいようであまりでてきません。
写真のモデルは2番、、、ですがブリルハートのオープニングの番号は意味が分からないのであまり気にすることはありません。 実際開きは68なので、現代でも十分吹ける大きさです。(小さめではありますが、、)
この品物、、、まあ珍しいこともありますが、マウスピースのコンディションも非常に綺麗でマニアにはたまらない一品です。
www.tomosax.net
| 固定リンク | 0
「Alto Mouthpiece」カテゴリの記事
- RS バークリー 復刻シリーズ クリスポッター先生のアルトマウスピース(2023.01.21)
- バンドレン ブルージャンボ Blue Jumbo 再販の再販決定(2021.12.25)
- アルト オットーリンク アーリーバビット ラバー 4*(2021.08.28)
- メイヤーブラザーズアルトが復刻!!! 本家メイヤー(JJbabbit)から発売開始?(2021.07.30)
- Vandoren Blue Jumbo Java バンドレン ブルージャンボ 復刻 (2021.04.28)
「Rare 珍品???」カテゴリの記事
- ジョシュアレッドマン先生がここ数年ツアーで使ったアメセル ミントコンディション6万2千テナー が売り出し中?(2024.01.17)
- ベルグラーセン メタル テナー オープニング160(2020.11.20)
- 3万2千円のカーブドソプラノ?(2019.01.26)
- Cメロディーのマウスピースとリガチャー(2018.05.03)
- カスタム リストアのコーンサックス(2017.11.10)
コメント
Streamlineはちょいと細身ですね。
ボクのTonalinは1*ですが、多分Meyer5より開きが大きいです。前所有者によると、3と同じ位の開きのようです。しかし5とか6とかはかなり開きが大きいようでして、なんというかテキトウな感じ…
でも、これでないと!てな音が出る気がします。
このリガチャーがいいんですよねえ~ってもはや高くて手が出ませんが。
最後の写真、真ん中に線が入ってますが、クラックでないことを祈りつつ…
投稿: J.N | 2007年10月 3日 (水) 02時33分
コメントありがとうございます。
大学時代にまわりがジョニーホッジスのコピーばっかりしている人が多かったので、この時代のブリルハートを使っている人をよくみかけたのですが、まずティップオープニングの番号には何の意味もないように思います。 つまり、この番号だからこの大きさ、、という一貫性がないのです。 とはいえ、あまり大きいものは少ないようですね。 このストリームラインのように68くらいのものは普通にたくさんあったように思います。 加えてあの頃は安かったですね、、、、日本でも3万も出せば買えましたから、、、、。
ビッシャーやゴールドプレートのコーンにブリルハートをつけると明らかにそれでしかでない音がありますよね、、、。 やはり材質が全然違うというか、、、
高くてもいいのでああいういい金属で楽器作ってもらいたいですよね、、大手さんには、、、。
投稿: Tomo | 2007年10月 6日 (土) 19時33分