Meyer Tru Flex Tenor 5S
今日は古いメイヤーのテナーです。
Tru Flexのテナーは、どういう訳か、あまり見かけません。 アルトに比べて人気がなかったか、現代でもあまり注目を浴びてないだけかもしれません。
普通アルトでTru Flexといえば、3番か4番なのですが、このテナーは5Sだそうです。結構めずらしいかもしれませんが、5番くらいではなかなか現代では吹きにくいでしょう。 リフェイスしてもバランスが崩れるだけで、やはりこの時代のマウスピースはダブルリップなんかでふかないときついですね。
Tru Flexはとにかく暗い音がします。現代のようなエッジーな音ではなく、丸く暖かみのある音がします。 マウスピースが現代よりも小さいのでかなり固いリードを付けて、もこもこ吹くような感じですね。
まだ、このころはマウスピースのデザインもそんなに発達していないので、どちらかといえば反応はかなり鈍く、上のほうの音がかなりつまったりして、実際の演奏ではなかなか使いにくいものです。 ということで、コレクターズアイテム的な感じで取引されていますが、300ドルも出せば十分、、、なところではないでしょうか。
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