Alto Model 26
今日はモデル26です。
少し前に日本のオークションで一瞬はやったような感じもありましたが、コレクターの人が欲しいのか、一体どうして
このような古い楽器が欲しいのかもう一つ理解に苦しむところがありました、、、、音色を除いて、、、。
つまり、このころのモデルにあって今のものにないものは、、”音色”、、これにつきると思います。
つまり、20年代のエリントンのバンドの欲しい場合にはこれに20年代のラージチェンバーのマウスピースをつけてダブルリップで吹くしかありません。
とにかく、柔らかく暖かい、、、、少しぼけたような音がします。(マークシックスのような音の真ん中でガリガリした感じがこのころの楽器には全くありません)
さらにかなり暗い音がします。 なので、この楽器に現代のマウスピースを付けると今まであまり聞いたことないような音がする、、と思います。
実際小生もメイヤーを付けて吹きましたが、何ともいえない甘い音がしました。
しかし、楽器の機能的には大きく劣ることはいうまでもありません。
ボリュームはかなり小さいですし、上の音は非常に細いし、反応も現代の楽器ほどではないし、一人で吹く分にはいいですが、ビッグバンド等のシチュエーションにはちょっときついところです。
やはり、つかえるのはバランスくらいからでしょうか、、、、というのが小生の意見です。
www.tomosax.net
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