Selmer Series 2 違いについて 選び方 ?
さて、シリーズ2が出てから二十年近く経とうとし、ついにマークシックスの生産本数を抜いた、、、なんて声も聞こえてくるようになりました。 新しいモデルをだしてもシリーズ2は作り続ける、、、セルマーの自信のほどが伺えます。
総生産数のおおよそ3割(だったとおもう)くらいが日本に入ってきているそうなので、相当の数のシリーズ2が日本にも出回っていることになります。
さて、今日のテーマは
初期のシリーズ2と最近のシリーズ2は違うか、、、、、
です。
巷のもっぱらの評判は、40万代の方が暗い音がする、、、、、逆にいえば60万台のほうが明るい音がする、、、
ということです。なので特に古いシリーズ2はクラシックのスタイルにいい、、、なんて話です。
これもいろんな話があって、シリーズ3が出てから変わった、、、、とか、、、古い楽器の方が使い込まれて暗い音になる、、、、とか、、色んな諸説がありますが、
古い方が暗い音がするのは間違いないようです、、、、、。
ただ面白いのはそれ以外に一定した特徴がありません、、、、、。あるものは暖かい音がするし、あるものはエッジーであるし、、、というように、やはり楽器の個体差とつかわれかたで随分違うようです。
ということで、選ぶときのポイントは、
1、音が明るいか暗いか
2、楽器の反応が速いかどうか(暗い音だとやや反応が鈍いかもしれません)
3、音の焦点がどのくらいあるか(フォーカス、プロジェクション)
4、上下のレジスターを通じてどのくらいサウンドがオープンであるか
というような違いをくらべれば、個体差がわかるのではないでしょうか。
やっと20年足らず経って、楽器の評価ができるようになったということで、あと100年経ったらマークシックスなんかよりも人気があったりなんてことも、、、、、、。
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