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Meyer Tru Flex メイヤー アルト

今日はTru Flexです。

小生よくリフェイスしたものは見かけましたが、オリジナルのものは吹いたことありません。

Tru Flexはメイヤーの最初のメジャーなモデルで40年代中期、後期あたりのマウスピースです。
デザインもラージチェンバーで、今よりも少し小ぶりの感じで太い音がします。 さすがにラバーの質がいいので
パチっとなりますが、デザインが古い、、、、いわゆるダブルリップのころのマウスピースなのでなかなか吹きにくい
です。 なので、実際に現代の感覚で吹けるのはMeyer Broあたりからではないでしょうか。

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仮にテップオープニングを広げたとしても、、、あまり期待通りにはいかないようです。どちらかといえばコレクターズアイテム的な感じで、500ドルくらいしますが、、、それならぴかぴかのNYメイヤーのほうがはるかに使いやすいことでしょう、、、、。

www.tomosax.net

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コメント

久しぶりにお邪魔します。
不躾な質問ですが、よろしくお願いします。

サックス管体のラッカーを剥がすと、ピッチは変わりますか>
当方、この度ノンラッカーにしましたところ、同じセッテイングで、ピッチが上がってしまいました。
たまたまでしょうか・・・それとも必然でしょうか・・・

投稿: 宮○ | 2007年6月 5日 (火) 00時18分

どうも、いつもありがとうございます。

ピッチですが基本的には、管の長さとキーの開き具合で決まるので、それらが全く変わってなければ、口の問題です。 つまり、ラッカーが無くなった分、抵抗が少なくなっていつもより力が入って吹いている、、、など技術的な問題かと思われますが、どうでしょう????

とはいえ、ラッカーがあるのとないのでは大きな違いなので、理屈では説明できない要因もあるかもしれません。

しかしながら、半音の半分も違えば大変ですが10セント20セント高いくらいなら、ノドなどの調節によって容易にコントロールできると思います。

ノンラッカーもいいですが、その上からシルバ−なんかかけると随分変わった感じになって、いいみたいですよ、、、、、、。

投稿: Tomo | 2007年6月 5日 (火) 23時21分

いっも楽しく拝見させて頂いております。
それにしても貴殿がサックスに関して博学なのには、ただただ感心するばかりです。
さて、貴殿は、Otto Link Tone Edge Slant Signature Tenor Saxophone Mouthpieceのオリジナル7スターの新品同様を愛用されているとのことですが、お奨めのリガチャーはございますか。
また、貴殿はどんなリードをお使いですか。
ちなみに、小生は、オリジナル7でRovner DarkとRico Jazz Select Filed 4Sを使い始めたところです。

投稿: MK6 | 2007年6月 6日 (水) 12時34分

コメントありがとうございます。

ーーーーーそれにしても貴殿がサックスに関して博学なのには、ただただ感心するばかりです。

もともと全く気にしないたちでしたが、優れたプレーヤーほど理にかなったセッティングをしていることに気がついてから僕なりに追求した結果です。異論もあるとは思いますが御笑読頂ければと思います。

さて、スラントにあうリガチャ−ですがJoel Fram, Seamus Blake, Mark Turner, Joshua等ほぼみんなセルマーのオールドをつかっています。(ひょっとしたら上記の人で使ったことないひともいるかもれませんが、、、、)  小生も60年代のセルマーのリガチャーをつかっています。 小生の思う良いリガチャーは以前にも書いたのでそちらを見ていただくとして、音の切り替わりの速さや、音色のカラーの変化の幅の広さなどバランスがとれているうえに吹きやすいのがみんなが使っている理由だと思います。

リードですが小生はヴァンドレンしか使えないので最も暗い音が出せて、明るい音にも出来るJavaの3か3.5を使っています。 RicoのjazzもNYではスラントに付けている人を結構みかけたような気がします。 ので、いいのではないでしょうか。

ロブナーですが、残念ながらスラントに使っている人をみたことありません。ロブナーをはじめとする皮リガチャーはリードの振動を殺すことでアノような暗い音が出るので、カラーの変化もかなり限られてくるのと、エネルギーの変換率が悪いこと、それから反応も鈍いのであまり人気がありません。

ただ一ついいことは、安定した音がでることと、ロブナーでしか出せないような暗い太いおとがで
るのでそういう音が欲しければ致し方ありませんね。 ただ、ミュールのエチュードなどをふいてみてください。 セルマーに比べてかなり技術的にハンデを背負うのがお分かりいただけると思います。

というのが小生の意見ですが、クラシックのひとで愛用してるひともいるでしょうから(特にアルトで)他の可能性もあると思います。

ということで、オールドセルマーのリガチャーをお試し頂ければ、、と思います。

投稿: Tomo | 2007年6月 7日 (木) 00時11分

有用なご回答を頂き有難うございます。
大分前のJazz Lifeの表紙のJoshua Redman氏のMouthpieceにRovnerがくっついていたので、値段も安いためつい買ってしまいました。
早速、Old Selmerを入手すべく米国に問合せのメールを入れてみましたが、どうなるか分かりません。
仮に入手出来ない場合には、現行品ということになりますが、やはり駄目でしょうか。
なお、どこか入手出来そうなところがありましたらご教示下されば幸甚に存じます。
また、入手の難易度、相場はどの位でしょうかお伺い致します。

投稿: MK6 | 2007年6月 7日 (木) 18時07分

ありがとうございます。

>口の問題です。 つまり、ラッカーが無くなった分、抵抗が少なくなっていつもより力が入って吹いている、、、など技術的な問題かと思われますが

まさしく、その通りかも知れません。というか、ひとつの理屈を教授していただき、ありがとうございます。

本当にありがとうございます。

たまたまですが、MK6さんの書き込みも拝見いたしました。
当方もスラントのオリジナル7です。

リガは70年くらいのセルマー、メイヤー、クランポンをその日によって使い分けております。
参考にさせていただきます。
明日は本番ですが、ピッチが怖いです。


投稿: 宮○ | 2007年6月 7日 (木) 23時19分

Mk6さん

ジョシュアで思い出したのですが、Francois Louisも一時期非常に人気がありました。 このリガチャーは反応がとても速いのに音がぎすぎす、つまり明るくなりすぎないのが特徴です。 たいていのリがチャーは技術面をとると、音色が損なわれることが多いのですがこのリガチャーはそれがないのが売りです。 ジョシュアをはじめたくさんのプレーヤーがスラントと合わせていたのを思い出しました。

現在のセルマーは、、、いいですが、昔のものに比べて作りが粗く、反応もいまいちなのが多いです。ならべて吹けば一目瞭然です。しかし、 十分にえらんで買えばいいのがみつかるかもしれません。

手に入るとすれば、
http://www.saxophilia.com/
このひとがいくつかお持ちになってるかもしれませんので、問い合わせてみてください。

ジョシュアの一番あたらしいcdもききましたが、ロブナーで吹いてるのでしょうか??? (他のプレーヤーのほうが印象に残るようなCDですが、、、) 僕が述べたのはあくまでも、一般的な皮リガチャーのはなしでお持ちのリガチャーにはあてはまらないかもしれないので、もし小生の意見と違うようでしたらそれはそれで自信を持ってお使い頂ければとおもいます。

投稿: TOMO | 2007年6月 8日 (金) 14時37分

宮○さん

返信ありがとうございます。
ピッチですが、一つ聞き忘れたのですがすべて均一にたかくなったのでしょうか???それとも、一部分だけ高くなったのでしょうか?

ピッチは管楽器の永遠の課題ですが、ブレッカーをはじめとするいわゆるピッチが完璧なプレーヤーにはピッチのとりかたのいろいろな秘密があるようです。つまり、ピッチに影響を与えないアンプシュアというか口のなかの形みたいなのがあるようです。そこが揺れてしまうと楽器の影響なのかそうでないかわからないこともあるようですがどうでしょう????

いま、海外にいるのでしばらく返信が出来ないと思いますが、また来週にでも返信しますのでチェックしていただければと思います。 ラッカーはがしを趣味にしている友達がいるのでその辺の影響を聞いておきますね。

投稿: Tomo | 2007年6月 8日 (金) 15時14分

ジョシュアの一番あたらしいcdとはBack Eastのことでしょうか。
聴いていないのですが、余り良くありませんか。
さて、ジョシュアのリガチャーですが、現在はRovnerではないような気が致します。
と申しますのも、'98年のTimeless Talesでは、2本のスリットの入ったリガチャーを使っていました。
また、'00年のBeyondでは、SELMERのリガチャーのようです。
さらに、雑誌JAZZ HORN 2006の表紙は、Francois Louisでした。
そして、Rovnerで載っていた雑誌Jazz Lifeはそれよりずっと前だったような気が致します。
なお、貴殿のアドバィスに従い早速Saxophiliaに問合せをしてみました。
しかし、以前問合せたことがありますが返事がありませんでしたし、サイトのLast Updateが 2005/12/02となっておりますので、廃業されているんではないでしょうか。
ところで、アルバムMark TurnerでピカピカのSBAと一緒に写っているリガチャーは何でしょうか。

投稿: MK6 | 2007年6月 8日 (金) 17時43分

tomo様

返信ありがとうございます。
昨日のご指導をもとに、口を中心に問題を探りましたが、tomo様の言うとおりかもしれません。
抵抗が少なくなっているにも関わらず、同じ圧力のアンプシュアでは、ピッチは上がります。

ちなみに均一に上がりました。

剥がしの方法も教授いただければ幸いです。

投稿: 宮○ | 2007年6月 8日 (金) 21時50分

お陰さまで、オールドのSelmerのリガチャーが2つ見つかりました。
ラッカーとシルバー・プレートです。
ラッカーの方か好きなのですが、Bite Plateが半田で補修されているということなので、シルバー・プレートに致しました。
おまけにオールドのシルバー・プレートのキャップも付いてくるそうです。
写真を見ただけですが、造りが重厚に見えます。
なお、ご紹介頂いたSaxsopiaからはやはり返事は参りませんでした。
また、Mark Turner氏のリガチャーは、Saxに負けず劣らずピカピカですが、どうやらオールドのOtto Linkのリガチャーのようです。
さらに、Joshua Redman氏がRovnerで載っていた雑誌Jazz Lifeは、'98年号でした。

投稿: Mk6 | 2007年6月11日 (月) 17時14分

Mk6さん、、、というわけでジョシュアやが使っているのはどうやらConsoliのようですね。写真を見ていませんが、みんなそういってます。でもいまはやはりFrancois Louisのようですね。 リガチャ−ですが重要なポイントはねじの太さです。ねじが太い方がしっかりした反応とボリュームが得られます。さらに、継ぎ目の部分が綺麗かどうかで反応の細やかさが決まります。シルバーだとややおちついた音になるような気がします。小生のまわりではみんな常にべつのものをさがしていて、セルマーのオールドもできればあるだけそろえる、、、というような感じですね。値段もそんなに高くないので、、、。なので、2つとも買っといたほうがいいのではないでしょうか。いらなかったら売ればいいわけだし、、、、、、、、。

投稿: Tomo | 2007年6月17日 (日) 00時00分

宮○さん

遅くなってすいません。
フラセルはラッカーはがすとおとが暗くなって落ち着くというのがもっぱら世間の言い伝えです。 ラッカーはラッカーミラクルなんていうバッファーをつかうと五分くらいではがれるそうで、あまりむちゃすると赤くなるので軽くやるのがいいようです。 ピッチはやっぱり変わらないんじゃないでしょうか、、、、というのがみんなの意見でした。

投稿: Tomo | 2007年6月17日 (日) 00時03分

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