Alto King Super20 Silver Neck
今日はSuper20です。
キングは年代に関わらずいろいろなモデルを出していましたが、普通のシルバーベルのタイプより人気だなとおもったのがネックだけシルバーのタイプで、低いBbやBのキーにも彫刻がされています。
このモデルは小生の周りでもたくさん持っている人がいました。
音はかなり太めで重たい感じですが、なにか甘い香りを漂わせるような音色が特徴です。 近くで聞くとよくわかりますが、セルマーとは音の出方も随分違います。
マークシックスが鼻をつまんだようなストレートな音が出るのに対し、キングはもっと音が広がったような
厚い音がするような印象があります。 反応も速くて当時他の楽器に比べて抑揚も大きくつけれます。 パーカーやキャノンボールを聞けばセルマーとの違いは明らかですね。
キングを使ってるプレーヤーはあまり見かけませんね。 もちろんパーカーやキャノンボールでは有名ですが現代で使っているのはMark Grossくらいでほとんどみかけません。 どうしてでしょうか。
よくわかりませんが、コンセプト的に古いのかもしれません。 つまりパーカーやキャノンボール的な音を出すのにはもちろん最適ですが、現代の人の中にはセルマー的な音が頭にあるようでどうしてもそちらの方に傾倒していくようです。
そこまで吹きこんだがないのでわかりませんが、モノによってはかなりバランスが悪いものもあるようです。
とはいえ、もっと人気が出てもいいビンテージですね。
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