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Otto Link Florida Alto

今日はリンクのアルトです。

アメリカでもほとんど使っている人を見かけませんでした。 どうしてでしょうか。

難しいのは一つ一つの個体差がとても大きいことです。 つまり、あるものは明るいのに同じ時代でもとても暗い音がするもののあります。 摩耗の程度にも寄るとは思いますがかなりばらつきがあります。

現代のものは吹奏感が重たくて材質があまり良くないのでお薦めできませんが、現代的な明るいおとのするものが多いようです。

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写真は後期フロリダですが、リンクといえばSonny Stittiですよね。 ラバーを使っていた時期もありますがほとんどがリンクで年代ごとにかえていたみたいです。 彼の演奏を聴いて思うのは、非常に上の音がオープンです。
しかもかなり明るい音がしていますね。 マウスピース自体がかなりぱちっと鳴るような素材で、しかもそれを深く加えてオープンにふいていたのではないでしょうか。

 つまり、彼のように吹こうと思うと、テナー以上にマウスピース選びをしなければならない、、というのが僕の感想です。 さらにいえることは、彼のようなサウンドを出すにはダブルリングのような古めの長さが短いマウスピースが絶対的に必要かと思います。  長さが短い故に50年代初期でも現代のリードアルトのような明るさと表現力を備えていたのでしょう。 すごいプレーヤーですね。

www.tomosax.net

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コメント

ボクもアルト吹いていた時は、Stittに憧れて?メタルのリンクに手を出したことがあります。といっても現行のSTMですが。何本か試奏しましたがモコモコしていて全然ダメで、さっさと諦めた覚えがあります。

そういうことだったんですね。とても参考になりました。

投稿: J.N | 2007年5月23日 (水) 02時39分

コメントありがとうございます。 現行のやつも含めて、後期のフロリダももこもこした感じがあります。これに後期のマークシックスをつけるを鼻をつまんだような音もあいまって、晩年のStittのような音になりますが、いわゆるstittの名盤の音を出すには短い尺の古いリンクが不可欠です。しかしながら、ダブルリングからのシリアルつきのリンクはほとんど手に入りませんし、もしみつけてもあたりはずれや磨耗が大きいので経験上なかなかいいものが見つかりにくいです。つまり、ヴィンテージワールドの入り口なわけで相当イーベイで冒険しないと思ったものは手に入りにくいと思いますが、見つかったときはアノスタイルを手にいれたも同然なのではないでしょうか、、、、。

投稿: Tomo | 2007年5月23日 (水) 10時06分

ときどき拝見して居りましてありがとうございます。
とても勉強になります。
私もStittの「あの頃」の音を追いかけてリンクメタルを買い漁っております。
tomo様の解説どおり、彼は上の音がかなり明るいので咥えが深い(ガボッと咥えていますよね)のは見て分かるのですが、
「深く咥えてオープンに吹いている」という解説のなかで、「オープン」というニュアンスが今ひとつ再現できず、苦心しております。
よろしければ吹奏法の更なるご解説をいただければと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。

投稿: potts | 2007年8月30日 (木) 11時29分

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