フラセル テナー 8万台
今日は昔のフラセルです。 以前(http://tomosax.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/26/index.html) 7万台を紹介しましたが、はっきりいって、アメセルよりもこの時代のフラセルを探す方が困難です。 アメセルこの時代は楽器屋さんに行けば何本かありますが、フラセルってあんまりみませんよね。
人気がないからでしょうか、、、、小生は逆にフラセルの方が希少だとおもっていますし、フラセルの方がほしいです。 後のフラセル、、10何万台とかは結構現代のセルマーに近い音色がしますが、この時代のフラセルはメタルがとてもピュアで甘ーい音がします。 マーティンなんかに近い感じですね。 アメセルが枯れた感じなのに対して
ウエットで暖かみのある音とでもいいましょうか。 酒のつまみを例に挙げると、 アメセルはイカのするめやスモークサーモンなのに対しフラセルはレアチーズケーキとでも行っておきましょうか。 つまり、嗜好がぜんぜん違うのですがいわゆる万人受けするいい音、というのはフラセルの方じゃないかと小生は思っています。
http://cgi.ebay.com/Vintage-Selmer-Mark-VI-Tenor-Saxophone-S-N-87660_W0QQitemZ270121502597QQihZ017QQcategoryZ119030QQrdZ1QQcmdZViewItem
見るからにいい音しそうですね、、、値段もアメリカなのにすでに6000ドルを超えています。 おそらく8000ドルくらいまでいくと思うので、アメリカでもいかに人気が高いかわかります。 通好みのビンテージといったところでしょうか、、、、。
PS;アメセルと フラセル 見分けた方 。。。。。どうしてフラセルかとわかるかというと、左右対称の彫刻がついてるからで、アメセルは非対称の花柄です。(結構この質問が多いんです)
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