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Tenor Mark 7 Neck

マークセブンのネックです。  アルトはたくさん出回っているので入手しやすいですが、テナーはあまり見かけません。  スペアで探すのは結構大変なのではないでしょうか。 しかしながら値段はマーク6の半額以下で買えるようです。

http://cgi.ebay.com/Selmer-Mark-VII-Tenor-Saxophone-Neck_W0QQitemZ260117216896QQihZ016QQcategoryZ38112QQssPageNameZWDVWQQrdZ1QQcmdZViewItem

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さて、マークセブンのネックはどのような特徴があるのでしょうか。 楽器のそのものが大きな音が鳴るイメージがあるのですがこれは楽器本体によるようで、マークセブンのネックを他の楽器につけてもあまりオープンなサウンドになりません。 むしろ、そのような点を求めるのであれば最近のセルマーのネックをつけるほうがいいでしょう。
ただし、随分音が明るくなりますが、、、、。(ブロンズなんかだとそこまで明るくないかもしれません)
セブンくらいになると、極端に金属の組成が違うということが無くなってくるようで小生が知っている限りでは
マークシックスのように極端に軽いもの、重いものはないようです。 さらに重量感のあるネックが多いみたいなので個体差はありますが、近鳴りするようなネックからセブンのネックに替えると質感が増して、重たい音になると思います。 ただしあまり音がフォーカスされておらず少しピントがボケたような感じになるので、良いマークシックスのネックのようにバシッ、、、とならずに、ほんわかした感じのサウンドが多いようです。

というわけでセブンのネックって特徴があるので、現代の楽器につけたりすると面白い音がするとおもいますが、
ネックに関してはマークシックスとは別物なので、そういう音を狙ってセブンをつけるのではなく、むしろイメージ的にはコーンなどの太い音など別の音色を狙ってつける方がイメージに合うのではないでしょうか。

www.tomosax.net

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