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アメセル アルト Mark 6 low A alto

今日はマークシックスのLow A 付きのアルトです。

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写真に写っていませんが、バリトンと同じようにlow Aのキーがオクターブキーの下に付いています。
なぜこのような楽器が必要になったのかはわかりませんが、アメセルの中期、の楽器に多いような気がします。
フラセルや、初期のマークシックスでは小生はみたことありません。

さて、このLow Aアルトどんな音がするのでしょうか、、、。  結論から言うと、普通のアルトとちがった音がします。 楽器のキーが違うだけで、このように倍音が変わるものかと思いますが、なんか違う音がします。
当たり前のことですが、管が長いので音が太い、、というか響きが完全に一つずつずれたような感じです。
つまり、Fの響きかたはEに、EはDにというように、管が長い分楽器の響きが下につれて太くなり、非常に変な感じです。 たぶん、レコーディングなんかしても、部分的にはテナーみたいにきこえるのではないでしょうか。

とはいえ、それ以外はただのアルトで、ひと味もふた味もちがうテイストを求める方には、かなり面白い楽器だと思います。 残念なことに本数が少ないので、なかなか選んで買ったりするのは難しいとおもいますが、見つけたら是非吹いてもらいたい楽器です、。

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Alto Super Balanced Action

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今日は五万台のバランストアクションのアルトです。  F#キーが付いていて珍しいですね。
さて、バランスのアルトってどんな楽器でしょうか。 まず音色がとてもいい感じで、その当時はMclean, Wooods, Stitt, Desmondみんなつかっていました。 しかし、マークシックスがでたらみんなそっちにうつってしまいましたね。

バランスとマークシックの大きな違いは楽器の物理的ボリュームです。すなわち、バランスはビッグバンドなどの音量が求められる状況ではかなり不利なのです。(アルトに限る)  そして、音色はマークシックスの方がこもったような音に変わってしまいました。  

つまり、小さいハコでコンボなどの状況ではいいかもしれませんが、やはり不利な楽器です。 バランズの中でも4万台に比べると5万台のほうが鳴りがいいような感じです。 いずれにせよ、バランスの音色でいきたい場合はマウスピースを比較的パワーのあるものにするか、マイクを使う状況での演奏につかうなど、難しいところです。
音程云々の話もありますが、スティットなどは完璧なのでとくに問題はないとおもいます。むしろ、ボリュームの幅が狭いことで被る技術的なほうが問題です、、、。 でも、この音色はいいよな、、。

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