ヴィンテージ ソプラノ マウスピース セルマーソロイスト
ビンテージのソプラノマウスピース、、、、、つまりみんなが欲しくてやまないもの、、、、、、とは何でしょう? デザインの関係から新しいのものほうが機能的に優れているので、ソプラノはアルトやテナーほどビンテージである必要はありませんがもっとも人気があるものはセルマーのソロイストでしょう。
しかしソロイストはティップオープニングが広いものがあまりでてこないので、あったとしてもE、、、、1年に一回くらいFをオークションで見かけるくらいです。 で、今回の一品はGです、、、、、。非常にめずらしいです。
大きいといっても正確な数字はわかりませんが、おそらく.65より少し小さいくらいだと思います。ということで、現代ではGにもかかわらず平均的なサイズですが、すこし大きめに感じるのでE.Fあたりでも十分にジャズではあまり違和感なくつかえるようです。 さて、ソロイストはなぜ人気があるのでしょうか?小生はEしか吹いたことありませんがいくつか特徴をのべてみたいと思います。
1、材質の良さ→ 反応の良さ、カラーの変化
いいラバーを使っているのでとにかく吹きやすいです。さらに細かいニュアンスがつけやすいです。
2、安定感
さすがセルマーというだけあって、安定感があります。他のマウスピースにみられるような、高音でのピッチの不安定感や、大きなインターバルを吹いたときの違和感(つまった感じとか)があんまりありません。
3、音が暗い
やはりソロイストの特徴ですが他のマウスピースにくらべて暗い音がします。明るい音のする現代の楽器とは音の明るさを相殺するといういみでは非常に相性がいいかもしれません。しかし、cherry juiceのようなソプラノリードには少しきついかもしれません。
というわけで、アルトやテナーのように、これで大丈夫的な感じは少し弱いのですが、とにかく音程、音色、音量、など安定して吹けるという点ではサックス四重奏などでは威力を発揮するでしょう。 値段は、開きもよりますが500ドルあたりでなんとか買えるというところでしょう。
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