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Dukoff 初期モデル??

さて、デュコフの話をもうひとつ、、、、。 いわゆるBDハリウッドモデルからブレッカーで有名なスーパーパワーチェンバー(以下SPC)にいくまでに中間モデルというのがあります。 小生がjunkdudeで昔、SPCのプロトタイプというのを買い損ねて、、、SPCよりもう少し穏やかなモデルがあるというのは知っていたのですが、、それとはべつに
BDハリウッドの前の初期デュコフマウスピースがあると、、、、。

http://cgi.ebay.com/1940s-DUKOFF-CHARLIE-VENTURA-metal-tenor-sax-mpc_W0QQitemZ140094924050QQcategoryZ16234QQssPageNameZWDVWQQrdZ1QQcmdZViewItem

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何でしょうこれ、、?? BDよりも細身ですね。結構デュコフはオットーリンクを意識していたのでこれは、おそらくトーンマスターに近いモデルだと思われます。つまり、メタルなのに暗く枯れた音がする、、、アノ感じです。しかも注釈文は(この出品者はあまり信用できないのですが)BDよりも吹きやすいと、、、、、。丁寧に作ってあるのかもしれません。 開きが小さいので何ともいえませんが、コルトレーンのスタイルが好きであればやはりチェックしなければならない一品でしょう。。 マウスピースもファッションと一緒でその時代のスタイル、他の言葉でいうならばデザインがあります。その当時を音を出すにはその当時の材質とデザインをもったマウスピースで望む以外ないのです、、、、。でも500ドルは高いよな、、、、。

www.tomosax.net

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コメント

はじめまして。
毎回楽しく拝見させてもらっています。
こちらで、よくDukoffのことも取り上げられていますが、SCPになってからの俗に言う今のDukoffでも、初期の亜鉛を含んだ黒Dukoff、中期、現在と微妙に変わってきているみたいですね。
そのへんのことを教えてもらえると、とてもありがたいです。
よろしくお願いいたします。

投稿: いしゅー | 2007年3月11日 (日) 13時41分

コメントありがとうございます。デュコフは70年代からすこしづつデザインが変わっていてどれがどう、、、というのは説明が難しいのですが、、、明らかに昔のものの方が品質がいいです。よくブレッカーに影響された人がデュコフを買ったりしていましたが、70年代のものは80年代のものと比べても材質も全く違うので、一目瞭然です。現代のものは作りも粗雑で買うに値しません。 その辺の違いを数日後に書こうと思います。80年代のは手元にあるのですが70年代のものはクリスハンターに借りたものを少し吹いていたくらいでオークションでもそんなに見かけないのでいい例が見つかればいいのですが、、、。

投稿: tomo | 2007年3月11日 (日) 22時43分

ご回答ありがとうございました。
ちなみに私はアルトを吹いていて、好きなアーティストはジョンゾーンです。ジョンゾーンはたしかDukoffのDタイプを使用しています。映像などをみると確認できます。それも現在のではなく昔のDukoffなのですかね?サンボーンなんかもそうですが、プロが使用しているDukoffは現在、一般に販売しているDukoffとは別物と考えた方がよいのですかね?
そのあたりの解説楽しみにしています。

投稿: いしゅー | 2007年3月12日 (月) 12時24分

さっそくのお返事ありがとうございます。映像で見分けるほどの違いありませんが手に取ればすぐわかります。
今発売されているものはアルミのような別の素材で出来ているのとデザインも少し違います。さらに品質が良くないのであまりおすすめ出来ません。が、80年代のものもそうですが少し手を加えると随分吹きやすくなるようです。小生の80年代のものはバランスを整えてあって音域によるばらつきがありません。 ただデュコフそのものが使っていくとダメになってくるようなところがあるので、70年代のほとんどつかわれてないもの、もしくは使用されていたものをバランスを整えてつかうのがいいと思います。
とすればたまにイーベイで見かけるので、手に入れるのは容易いでしょう。200ドルくらいで買って100ドルくらいでリフェイスしてもらえば、日本で新品で買うより随分いいかもしれません。

投稿: Tomo | 2007年3月12日 (月) 16時36分

シャンク部分のDukoffの下にMIAMI.FLORIDA.と刻印されているやつは、古いやつだとか、亜鉛を含んだ通称黒Dukoffは
音色がいいとか、その程度の知識しかないもので、いろいろと勉強になります。ありがとうございます。
また現行のPシリーズはDシリーズを丁寧に作ったモデルだと聞いたことがあるのですが、その認識は正しいのでしょうか?

投稿: いしゅー | 2007年3月12日 (月) 17時37分

確かに現代のものよりも、より色が黒くて”フロリダ”と書いてあるものは作りがよかったと書いた通りです。デユコフはつい十数年前に材質をシルバーライトという独自の合金に変え、フロリダの文字も消してしまいました。なので、いわゆる黒いフロリダと書いてあるのは80年台前半くらいまででしょうか。しかし、個体差が激しいデュコフは年代や色で判断するよりも実際に吹いてみないととんでもないがらくただったりします。というか、いわゆるビンテージのものでも使えるものはあまりないと考えてください。 チェンバーの違いですがどちらが作りがいいというのはよくわかりませんが、ホームページによればバッフルは一緒でチェンバーが少しでかい、、、つまりやや落ち着いたこもったおとになるということでしょう。作りがいいというのはDとPを作ってる人の腕の善し悪しかもしれませんね。

投稿: tomo | 2007年3月12日 (月) 20時33分

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