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ビンテージ ヤマハ ソプラノサックス YSS-62R

ソプラノサックスのビンテージってなんでしょう? つまり、みんな欲しいけどもう手に入らないもの、、、、、、?  1950年以前のレアなものは実用面からも除外するとすれば、やはり YSS-62R  だと思います。

このモデルはもともとウェインショーターが数十年前につかっていたことで有名になりました。(この間みたときはこれはもうつかっていませんでした) もともと62はマークシックスのコピーだといわれてますが、ソプラノに関してはシリーズ1、2同様かなり発展したモデルだと思います。つまり、現代の楽器とマークシックスの中間くらいの”軽さ”です。一番重いのはやっぱりヤナギサワかなあ、、、。 

ソプラノはマークシックスの例でもわかるように他の楽器に比べて軽い楽器でした。 が、改良が進むにつれて物理的にも音色的にも重く、太い楽器にこの30年で変化してきました。 なので、マークシックスのソプラノはアルトやテナーに比べて現代のニーズと少し外れたままになっています。ということで、アルトやテナーでマークシックスを使うプレーヤーでもソプラノは現代の楽器、、、というひとが多いですね。

さて、そういった話の流れで、このYSS-62R モデルは80年前期くらいでちょうど現代楽器とビンテージの中間、
つまり実用的なマークシックスとでもいいましょうか、そういった理由でとにかくみんな欲しい、、、、、。というか、
本当に楽器を追求する人は欲しいようです。 しかもこの一体型のカーブドは非常に珍しく、去年イーベイででたときも12時間くらいで買い取られてしまいました。

”実用的ビンテージ”、、、とでもいっておきましょう。しかし、あと50年もしたらマークシックスより高くなってるだろうな、、、。

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