« 2007年3月 3日 (土) | トップページ | 2007年3月 6日 (火) »

otto link メタル リガチャー について

さて、オットーリンクのマウスピースにはどのリガチャーは何がいいか?という質問を少し前にいただきました。 選択肢はいくつかあるのですが、アイディアは二つに分かれると思います。

1、昔の音そのままがほしい
2、フロリダを使っているのは吹きやすいからで新しい音を探している

という全く別のコンセプトです。 確かに昔のいい音を再現するにはフロリダやトーンマスターが最高です。しかしそれ以上にフロリダ等は現代のマウスピースよりも吹きやすいのです。よって以上のようなことになるのですが、もしコルトレーンをはじめソニースティット、ジョニーグリフィン、ウェインショーターなどアノ時代の音を求めていれば当然、オットーリンクのリガチャーが一番です。特に昔のモノが作りがよいので、反応なども昔のものを使う方がよいようです。 小生はアルトの60年代のものをテナーのバビットにはめてつかっています。反応がよく音色の幅も広いので気に入っています。  詳しくはこのサイトに、それぞれの時代のリガチャーの違いが書いてあるので
よんで頂ければと思います。 
http://www.saxophilia.com/index.htm

resource  からotto link ligature

Tone_master_1

で、次の選択肢はセルマーのメタルのリガチャ−です。
36dc_2jpg
ジョシュアがつかっていましたし、NYでも多いですね。 リンクに比べてエッジが少しきいた感じでバランスもよく
反応も申し分ありません。 これも昔のものがいいです。 最近のものは雑に作ってあってねじの噛み合わせがもひとつだったりするので、すこしこもったような反応が鈍いのが多いようです。

そして、新しい音、、、、とすればFrancois Louisですね。
Ultimatelig2
形はいびつですが、これも反応やニュアンスのつきかた、申し分ありません。後は、どのようなコンセプトでどこに
重きを置きたいか、、、ということになります。(リガチャーの選び方1、2、3参照) 世の中に完璧なものはありません、これらの選択肢の中からどれを味方につけるかがポイントです。  

www.tomosax.net

| | | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2007年3月 3日 (土) | トップページ | 2007年3月 6日 (火) »