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ネックのゆるみ  と ねじの閉め具合について   サックス

ネックがゆるくて、ぐらぐら動く、、、、、、という方いませんか?  昔、Jim Snideroのレッスンをしてるときにねじをしっかり閉めるの忘れてて、”あ、、、、緩かった、、、、、”とかいったら、”俺も先日、楽器吹いててなんかおかしいなと思ってたらねじが緩かったって言う話を友達としてたばかりなんだよ、、、、、、それだけで全然違うよな、、、”
なんて言ってたことがありました。  つまり、

”ネックが固定されていないということはネックからの振動がうまく本体に伝わならないのです。”

で、どうなるかというと、吹いたときに抵抗があったり音色の変化やニュアンスがいつもより80パーセントくらいしかつかなかったり、、ということになります。  ネックの径を広げるのは簡単な作業で、優秀なリペアマンに任せるとたいした仕事ではありません。 なので、緩ければすぐに直してもらうのがいいでしょう。

問題は”””どのくらいきついか”””です。

このことについてDr. Rcik (http://drrick.com/) と昔議論したのですが、ネジを180度くらいまわして普通にしまるくらいがいいと、、、、。つまり一回転させたりするのはよくない、、、、、ということです。なぜか?????
ジョイントのねじは楽器の振動にたいして直角つまり、サックスの長くのびる方向に対して直角に締め付けます。
なのであまり強く締め付けると振動を殺してしますのです。ということで、ネックはきつめがよく、軽く締めるだけできちんと本体とネックが一体になる状態がよいそうです。 実際、小生のテナーはそうしてもらってますが、バチっっっっっっっっ!!!!と気持ちよくなります。

もうひとつ、ビンテージの楽器に多いですがネックの径がゆがんでると、、、、つまり、きちんとした円でないことも
多いようです。一度楽器屋でその辺りのことも点検してみると、ぐっと楽器が吹きやすくなるかもしれませんよ、、、、。

写真は今イーベイにでているマークシックスのネック。60年代って書いてありますが、、、、、、リラッカーもしくは80年代のスーパーアクション時代のねっくでしょう、、、、オークションて恐いな、、、。

2d61_1jpgwww.tomosax.net

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