« オットーリンク スラントシグニチャー リフェイスについて | トップページ | アルト オットーリンク スラント »

ラバー マウスピース 選び方 アルトサックス

よく聞かれます。 マウスピースはどれ使ったらいいんですか?と。 マウスピースの選び方の内容は前にも書いたので(http://tomosax.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/19/index.html)それを見てもらうとして、種類はどうなんですか?と。  まあ三つあげるとすれば
1、NYメイヤー 実売価格 $500〜$600
2、セルマーソロイスト(ショートシャンク、ロングシャンク) $400〜$600
3、オットリンク スラント か アーリーバビット $300〜$500

NYメイヤーは一番良く使われているもので5MM、6MMが標準的です。明るい音が特徴でとても吹きやすくジャズの音がします。ただ、上の音が細くなるものが多いので十分えらんで買わないといけません。

セルマーのソロイストは比較的暗い音ですがクリアーな音がするのが特徴です。

オットーリンクもNYメイヤーと同じタイプですが、一つ違うのはメイヤーのように音がこもった感じがないこと、つまりまっすぐ音が抜けていくようなイメージでやはり明るめの音がします。比較的コンディションのいいものがでやすく、また値段もそこまで高くないので穴場といえば穴場でしょう。

じゃあ現行のマウスピースはどうやねん、、、、と。材質がよくないのと丁寧に作ってないので現行のマウスピースを二本、三本とかうなら、一本いいやつを買いましょう。
Cimg2936
Cimg2938_1
この写真は右から50年代、80年代、90年代のメイヤーです。80年代はMADE IN USAとかいてありますが
MEYERの字体が50年代といっしょでデザインもわりと近いですが、90年代のものだけ明らかに形が違います。
そして特筆すべきはラバーの質、80年代、50年代ともに変色しているのに対し90年代はしていない、と。
匂いも90年代だけ違う匂いがします。で、吹きやすさは50年代が圧倒的に吹きやすく、80年代はまあまあ、90年代はつまった感じがして吹きにくいと、、、、、。つまり、全然違うんですね。だって形も違えば材質も違う、、、と。なので、もしオークション等で比較的新しいものを買うのであれば、字体がNYメイヤーと同じもので変色しているものを買うと当たりが多いかもしれません。ちなみに小生はこの80年代メイヤー4000円で買って、近所の楽器屋さんに売りにいったらビンテージじゃないからだめっ、、、ていわれました。うーんでも、80年代ですら90年代以降と大きく違うのでもし見つけたら試してみてください。

www.tomosax.net

| |

« オットーリンク スラントシグニチャー リフェイスについて | トップページ | アルト オットーリンク スラント »

Tomo's idea (選び方など、、、、)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ラバー マウスピース 選び方 アルトサックス:

« オットーリンク スラントシグニチャー リフェイスについて | トップページ | アルト オットーリンク スラント »