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オットーリンク アーリーバビット

友達のDr Rickがいつも言っていました。70年代の材質が一番良かった、と。つまり修理をする上で松やにや、プラスチックのチューブ、接着剤、バネなんかが70年代のものが一番質が良かった、と。で、マウスピースに使うラバーも70年代が一番いいと彼は言っています。一番かどうかはわかりませんが、とにかく今のものよりも全然いいことは間違いありません。でその時代のオットーリンクがアーリーバビットと呼ばれるもの。メタルは大きいフォントが横にうってあるのでわかりやすいですが、ラバーは非常にわかりにくい。 ですが、このマウスピース、スラントと同じくらいバランスもよく吹きやすいマウスピースなのです。 見分け方はただひとつ、バッフルがついているかどうかです。
これもモノによって違うので確かな証拠にはなりません。で、いまイーベイに2つ自称バビットが出されています。

http://cgi.ebay.com/Otto-Link-VINTAGE-7-HR-tenor-sax-mouthpiece-Babbitt_W0QQitemZ140085000938QQihZ004QQcategoryZ16234QQrdZ1QQcmdZViewItem17ff_1jpg
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まずこの出品者、あまり信用できる出品者ではありません。バッフルもかすかについているようにみえますが定かではありません。ただひとつ色が結構変わっているのと、本文の説明にもありますが、臭う!!!、と。
いいラバーは匂いがします。なので、バビットかどうかはわかりませんが、現行のモデルよりはいい可能性が高い!!。

もう一つは
http://cgi.ebay.com/VINTAGE-OTTO-LINK-TONE-EDGE-7-STAR-TENOR-MOUTHPIECE_W0QQitemZ290081747896QQihZ019QQcategoryZ38112QQrdZ1QQcmdZViewItem

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写真はこの一枚でバッフルは見えません。まあ偽物でしょう。なのでだれもビットしていませんね。だいたい、ハコほどあてにならないものはありません。小生もフロリダ時代のハコはたくさん持っていますが、新品のリンクをそのハコにいれればバビットとして売れる、、、、というようなことがアメリカでは多々あるので、ハコは信用しないようにしましょう。つまるところ、バビットはイーベイで手をだすのは危険です。返品できるお店で買いましょう、、、。

www.tomosax.net

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