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後期 マークシックス アルトサックス

アルトのマークシックスで”日本で”最も人気があるとされるのが14万台です。小生も昔メインで使っていたのですが確かに音がオープンで何時間でも練習したくなる楽器です。もちろん個体差があるので一概に番号だけではなんともいえません。が、アメリカでよくきいた評判はマークシックスは最後のほうがいい、、、と。もちろんアノ枯れた感じは古い番号のほうが適してます。つまり、音だけならいわゆる五桁のシックスだと、、、。しかしながら、上から下までオープンな感じで吹けたり、低い音のコントロールを考えると、トータルでは最 後期がいい、とみんな言っていました。で、小生が今欲しい楽器がでました。フラセルの再後期、でミント、この頃フラセルってかなり暗い音が出るんですよ。モノによってはラッカーの色もかなり暗くて一見分からない感じです。  キーはフラセルではたまに見かけるのですがシルバープレートになってます。写真から見たイメージですが、音は暗いけど
ドヒャーっとなりそうな楽器です。アメセルの初期みたいに暗い音するけど、ぼそぼそなんかはっきりしない感じと違ってピュアな暗いおとがするけど、上からしたまで均一に鳴る、、、、、ようなそんな感じでしょうか。
http://www.saxquest.com/productDetails.asp?productcode=237851MarkVIAlto
237851markvialto1
237851markvialto24
これで40万、、、、。吹かなきゃわからないけど十分価値のある40万でしょう、、、。

www.tomosax.net

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オットーリンク マスターリンク フォースターモデル

オットOttolinkmasterlinkfacingno5tenorno00111ーリンクの一番初期のモデルは30年代後期?マスターリンクと呼ばれリガチャーをはめる溝がテーブルの脇についていました。

40年代初期になるとこの溝がなくなり four star モデルとよばれ、現行のリガチャーのタイプになりました。リガチャー以外はこの二つのモデルは同じデザインと考えていいでしょう。

20b0_11当然、この時代2511_11のプレーヤーたちの何人かはこのモデルを使っていて、有名なのはBen Webstarでしょうか。70年代までfour starモデルをつかっていました、、、、が、この時代のマウスピースは現行のものと設計が違います。 つまりすべてが小さいのです。 このテナーのマウスピースは現行のアルトのマウスピースをほんの少し大きくしたくらいです。さらにオープニングも恐ろしく小さく、アルトのマウスピースをテナーにつけて吹くというのが一番イメージ的には近いでしょう。 なので正直この二つのマウスピースは現代では使い物になりません。小生、four starモデルをできる限りオープニングを広げてもらったこともあるのですが、ふけませんでした。単にオープニングの問題じゃありません。 まったく別物です。昔のひとはダブルリップなどしていたので開きがちいさくて、マウスピースそのものが小ぶりでも、ゆるゆるのアンプシュアで何とかなったのでしょう。おそろしく硬いリードにすごい息の圧力で吹き込んでいたのであんなぼそぼそとしたおとがでていたのは容易に想像がつきます。 問題はこの使い物にならない、アメリカでも100ドルも出せば買えるマウスピースが日本で5万くらいで売っていることです。 歴史的には価値はあるかもしれませんが、これらのマウスピースを吹いている人は今いません。ので、楽器屋さんで吹かせてもらうだけにしておきましょう。

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