サックス 楽器の選び方 その2
それぞれの楽器がいったいどのようなエンジンを積んでいるか説明しました。ただ、大きい音や小さい音がでればいいというだけでなく、そこには楽器の反応が大きく関わってきます。ではまずいい楽器のイメージ図を見てみましょう。
いい楽器は低い音から高い音まで一定の反応でニュアンスがついてくれます。つまり、マウスピースを口につけて一番低いBbをおさえて、息をちょっといれただけでも反応してくれます。で、息の量を増やしていくそれにつれてきちんと反応してくれます。
で、だめな楽器とは。
1.息の量を減らしていくと突然おとがきえる。もしくは息を少しずつ入れていくといきなり バッ! と鳴り出す。
2.息の量に対して音量や反応が一定でない。
3.音量を上げていくと詰まったような感じになりそれ以上大きい音が出ない。
もっと簡単に言うとだめな楽器は中音域だけバーーーーーーーと吹けて、肝心な低い音と高い音がぜんぜんだめだと。 なので最低音のBbですこしずつ息をいれてすぐに音が出るか、そのときに十分小さい音でサブトーンのようなぱさぱさした音になってないか?高いパームキーのDあたりで音量をfからあげていってすぐに詰まった感じにならないか?皆さんもためしてみてください。 特に初期のマークシックスのアルトなんかは 3 の症状が顕著です。
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