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meyer alto 5SM? ショートフェイシング?

チェンバーの話をしたので、ついでにフェイシングの話をしておきます。   5SMはショートフェイシングミディアムチェンバーの意味です。 小生、あまりビンテージものではショートフェイシングはみたことありません。昔、7SLというをオークションでみたことあるくらいです。そもそも、フェイシングというはマウスピースの先端からのカーブの長さで、それが短ければリードが震える長さが短いということになります。 つまり、マウスピースを浅くくわえると同様の効果が得られることになります。このショートフェイシングはリードが震える長さが短いので、特に高い音が詰まりやすく明るい音が鳴りやすくなります。そのうえ、リードが震える面積が小さいのでカラーの変化がつけにくくよほどマウスピースを深く加えたり。ちょっと変わった吹き方をする人以外にはおすすめできません。
なので、もし、ショートフェイシングやラージフェイシングが吹きやすいと感じたら、まずミディアムフェイシングでくわえる深さをかえてみればずいぶん解決されるでしょう。 つまり野球で言うとバットの重さを変えるのではなく、持つ長さを変えて挑戦してみてください。なぜなら、やたら軽いバットでは玉はあたるようになりますが飛距離が伸びなかったりするわけで、単純に吹きやすいという一元的な問題ではなく多元的な問題だからです。

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写真は今saxquestで売りに出されたメイヤーのリフェイスされたもの。かなり新しい年代のものであることと、色が変わってないのであまり良くなさそうな感じですね。

www.tomosax.net

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