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メイヤー ブラザース アルト マウスピース

一時期みかけなかったメイヤーブラザーズ、つまり40年代50年代のメイヤーでメイヤーNYのまえのモデルがまたちらほら見かけるようになりました。実際、このマウスピースをふいている人はキャノンボールが有名ですが同世代の人でもほとんどが初期のNYメイヤーにきりかえていてメイヤーブラザーズをつかい続けたひともキャノンボールくらいではないでしょうか。このマウスピース、NYメイヤーと何が違うかというと昔のタイプなのでラージチェンバーで吹いた感じは今のマウスピースよりも小さく感じます。極端にいうと、ソプラノのマウスピースの大きい番号ををアルトにつけて吹くというか(実際には無理ですが)、そういうかんじです。つまるところ、40年代のマウスピースは現代とデザインがまったく違うので今とは違うフィーリングで吹いているし音も違うと、、。具体的には、マウスピースが小さいように感じるのでおとがやわらかい反面、今のように音色を明るくしたり暗くしたりする表現の幅が小さいようです。なのに、パーカーやキャノンボールがあんな演奏できたのは天才だからだというしかありません。で、50年代を境に一気にマウスピースのデザインが変わってくるのですがこのメイヤーブラざーズはちょうどその変換期てきなマウスピースで、現代的な明るい音をもちつつ昔のやわらかい質感をもちつつ、、のいいマウスピースです。で、絶対数が少ないことから値段も上がりがちですが、経験的には極端にはずれがおおい。と。しかも、4→5、3→5などにリフェイスしたものはバランスが崩れているものが多くとうていインターネットで返品不可の状態でかえる代物ではありません。なのにアメリカでも1000ドル以上、、、、、。うーっむ。某渋谷、有名楽器メーカーの店にも何本かありますが、全部リフェイスされたものでした、、、。が、しかし、、、、、、、!!!!!!!!もし、あなたがオリジナルの5番あるいは6番で、ほとんど誰も吹いていないようなものがあれば15万でも買い、ですね。なぜならこのマウスピース無敵です。まさに天国のような吹き心地。もちオリジナルであれば多少の調整(テーブルのゆがみ等)で恐ろしくいいマウスピースに化ける可能せいがあるからです。しかももし気に入らなくてもオークションで売ればそんすることはないでしょう。みなさん、メイヤーブラザーズオリジナルにはご注意を、、。写真は今イーベイにでている悪徳詐欺師による出品と、一般の人の出品ですが、、、、、、買うに値しないでしょう。5b96_11 B10d_11

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