The Saxの巻頭ページに私が載ってしまいました、、ポッター先生の隣のページじゃなくてよかった、、

もうお気づきの方も多いと思いますが、「The Sax」の巻頭カラーに、ポッター先生と須川先生に続いて、ウッドストーン新ネジ”オートマジック”について見開き2ページわたりに私がその魅力について語るシュールな記事が掲載されています。

こんなにマニアックでいいのか!? 

わかりません、、、、ですが、如何にこのウッドストーンの新ネジがすごいのか、、ということは伝わると思います。

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世間の反応は???

  • 太ったね、、、
  • 普段見せないような笑顔だね
  • 顔色悪いね、最近飲みすぎじゃない?

など、様々ですが、アントニオハート兄には、「お前若いな、、、」とポジティブなお言葉をいただきました。

さて、本題のねじですが、ネジの本家本元である石森管楽器が、研究に研究を重ね、サックスの鳴りを別次元へと導く

スーパーパワーアップアイテム

として生まれ変わりました。

世間に出回っている重くして大きな音を出すような普通車からダンプカーに乗り換えるような役割ではなく、

  • 緑のザクから、赤いザクに乗り換えるような
  • 金色から青いスーパーサイヤ人になるような

そんなイメージです。(わかりにくい!)

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その魔法のような効力は雑誌でたくさん述べていますが、なんと私の前のページではポッター先生がウッドストーンのねじの魅力についてすでに述べているではありませんか!!! 

 

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そんなねじについて魅力満載の「The Sax 105号」私の記事だけでなく、面白いコンテンツ満載ですので是非読んでみてください。

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The Saxのオンライン版である、サックスオンラインでは私がねじの吹き比べなどをしている動画が公開されています。

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https://www.alsoj.net/sax/magazine/view/1126/4529.html

 

ネジを交換した後にあまりに抵抗が変わりすぎて、ウっ!、、と動揺している様も見て取れますが、それも含めてこのねじの効力を感じていただければと思います!

 

おっと、大切なことを書くのを忘れた!

6月末の発売予定です!  → 7月の上旬の発売に変更になりました!

お楽しみに!

 


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Selmer Supreme の別売ネックのラインナップが発表!

高い!と別の意味で評判のセルマー新モデルSupreme、先週はシルバーソニックなど異なる仕様のモデルが発表されましたが、それに伴い別売ネックの一覧もカタログに載ったようです。色々な種類があります。

 

基本的には、本体の仕様と同じ7種類の仕様があるようです。


1)ダークラッカー仕様 (通常モデル)

普通の仕様になります。

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2)アンティークマッテ(サテン)フィニッシュ

ちょっとくすんだ感じのサテン

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(写真はイメージです)

角が取れて、ちょっと重ったるい音がするはず? ジャズ向きなつもりかもしれないが、抑揚がつきにくく、今一つ敬遠されがち?


3)通常のマッテ(サテン)フィニッシュ

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(写真はイメージです)

最初に出た明るいほうのサテン仕上げですね。 角がとれて、少し華やかさがあるが、バリバリいわず、重ったるい感じ? 見栄え重視の人に好まれるも、音色が単一すぎて飽きが来るのが早い仕様?


4)シルバープレート

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(写真はイメージです) 

パワーもあり、落ち着いた音色がするが、華やか嗜好の音色には受け入れられず、シルバー重視の人はソリッドシルバーを買うなど、今となってはやや中途半端な仕様だ。しかし、低音が軽く吹けるなど機能性の利点は多いと思う。


5)ブラックラッカー

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(写真はイメージです) 

完全にジャズ向き? いや、スムース向き? 抜けない、モノトーンな高い倍音が抑えられた音色がする。楽器の振動も、抑え気味で、あまり歌わない。ブラックラッカーの時代はまた訪れるのだろうか?


6)ゴールドプレート

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(写真はイメージです) 

恐らく、吹奏楽的には最も需要があるだろう。華やかな音色に、音量、音圧、、パワーアップアイテムとしては申し分ないが、値段が、、恐らく日本では、実売価格は15万を超えるはず??? ビンテージのネックと同等の値段設定! 恐ろしや、、、


7)ソリッドシルバー

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(写真はイメージです) 

未だに、総銀製はヤナギサワの独壇場! セルマーが食い込んでいけるかどうか、今後20年で評価が下されるところ。 日本だと値段は20万近くになるはず、、、もう高すぎて、楽器本体の値付けですね?


いずれにせよ、高い! 昔、ゴールドプレートのネック買っても5万くらいだったし、スペアのネックも2万くらいでしたよね? いつからこんな値付けになったんでしょうか? ちょっと気軽に変える代物でなくなってしまったのが、残念なところです。

 

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シリーズ2 テナー 39万台 ホワイトラッカー

今日は39万台のシリーズ2のテナー、ホワイトラッカーです。

このようなものまで特別扱いされる時代が来たことに、時間の経過と自分自身の老いを感じる今日この頃ですが、初期シリーズ2のレア仕様です。

 

楽器には流行り廃りがありますが、90年代は何故か、ブラックラッカーをはじめとした、謎のカラーの色の楽器が流行った時代でした。最近は見かけませんが、カメレオンのような色をしたサックスは、割とどこの店でも見かけた時代でした。

さて、今回のこのホワイトラッカーは、そのような時代の流れのまさに最初に作られたレアな楽器で、80年代後半のホワイトラッカーとしては最初期にあたる楽器です。

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何故このような楽器が作られ始めたか? そのきっかけは定かではありませんが、見栄え、、そして、バリバリ鳴っていた楽器の音色を穏やかにまとめる特徴が、新しく受け止められたことでしょう。

実際、音の角が少し取れて、抜けきらない丸い音と、程よい?抵抗感、、、そして、高い倍音が抑えられた音色が、斬新でしたね? 

その意味では、やはり結果としてブラックラッカーのほうに分があり、ブラックラッカーは少し長生きしたものの、このホワイトラッカーはすぐに絶滅危惧種になりました。

あいにく、ネックもオリジナルでなく、価値としては微妙ですが、レアなものであることは間違いありません。それと同時に、今はこういう音色はもう流行らないよね、、、という確信もあり過去の遺物感がありますが、使い方によっては個性的な音色がしますので、今また使えば面白いかもしれません。

 

あまり価値は高くないと思いますが、非常にレアな逸品です。

 

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Otto Link トーンマスター テナー 8

今日は、トーンマスターのテナーのトーンマスターの8です。 

基本的には、このサイズは特注ですので、中々お目にかかることはなく、そして開きなどの設計もバラバラです。

トーンマスターが割と長きにわたって作られていたこともあり、トーンマスターそのものの設計も結構時代によって異なりますが、このトーンマスターはどうでしょうか?

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  ワンオーナーのオリジナル品とのことですが、開きは103です。 現代でいうところの7~7*ですが、やはりこの時代はやや小さめですね。

このマウスピースのシリアルから、かなり後のほうに作られたものを推測しますが、それゆえ、8でも結構大きめのサイズとなっていますね。

以前、所有した8は、98程度、、、7弱のサイズでしたから、8と言えども厳密なサイズは決まっていなかったことがうかがい知れます。

ワンオーナーで、仮に1950年にこのマウスピースを20歳で買ったとしても、もう91歳ですね。この時代のものを当時買った人たちも、かなり少ないということが、単純に年数だけでも想像できます。中々、貴重な出物ですね?

 


 

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ニューヨークメイヤー バリトン 5SS

今日はニューヨークメイヤーの5SSです。 ショートフェイシングで高い音が出やすい反面、低音が相対的に出にくくなります。そして、スモールチェンバーですので、より直線的な鋭い反応です。 

イメージとしては、デュコフのほうに寄せたともいえる珍しい仕様ですが、ニューヨークメイヤーともなるとさらにレア度は高いですね。

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メイヤーのバリトンマウスピースをお持ちの方ならわかると思いますが、意外にモコモコして丸い音がします。 その意味で、アルトのようにシャキッと行きたいときには今回のような仕様にすれば、少しそちらには寄ってくるでしょう。

デザイン的にはかなり後期のもので70年の中盤でしょうか? 値段は$61とありますから、このマウスピースが売られたのはもっと後の時代と思います。

5で開きは90です。バリトン吹きには物足りないサイズですが、持ち替えで穏やかな音色で吹きたい人には合うかもしれませんね?

 

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アメセル アルト 14万4千0百

今日は王道の14万台アルトです。14万4千というと、いわゆるサンボーン先生の好みそうなシリアルですが、それにはやはり色々条件があると思います。

鳴りの鋭さであり、反応の良さであり、キャラクターがしっかりあり、、というようなことがあると思いますが、14万中期なら何でもいいというわけではありません。

サンボーン氏と数年前も楽器を取りあった経験からすると、楽器の反応全般の良さに加え、キャラクターもしっかりあるものが好まれるようです???

さて、今回の楽器はどうでしょうか?

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非常にきれいな楽器ですね。

まず色ですが、あまりキャラクターが強い楽器ではなく、恐らく暗めというよりは、パリッと鳴ってくれながらどこか14万初期の角が取れた響きがあるでしょう。

そして、写真では不鮮明ではありますが、オリジナルのパッドらしきものもいくつか見えます。おそらくこの楽器はオーバーホールはされておらず、オリジナルのセッティングと思われますが、それにしてもキーが低いですね。

私の楽器も相当低いのですが、一般的にはソプラノ程度しか開いていないような印象で、鳴りはどちらかといえば抑え気味のはずです。それでも、かなりの音量が出るのでこの14万台は不思議ですね? 

あまり面白そうな楽器ではありませんが、癖のない14万中期が欲しい人にはいいかもしれません?

 

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ヤナギサワ アルト WO33 super20 仕様

今日はヤナギサワアルトのWO33です。33シリーズは、旧9933と同じ呼称を踏襲していて、ネックとベルがシルバーソニックのタイプの楽器、いわゆるキングス―パ20と同じ仕様になります。基本的には特注仕様ですが、海外で売られていたのでその評判も気になるところではあります。

海外でのヤナギサワアルトの評価は高く、初期は真鍮モデルがポピュラーでしたが、近年はシルバーソニック系もじわじわ浸透してきましたね?昔は、一部分のみをシルバーソニックにした楽器を多く輸出していましたが、近年は全部シルバーソニック系が多かったように思いますので、今回このような楽器が出回っていることに対しては、アメリカのマーケット用には異なる仕様の楽器を出していることを初めて知りました。

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この楽器は、ほとんど使われずにすぐに売りに出されたようです。その評判ですが、この楽器の売り出しているサイトでは、プロフェッショナル用の最上位の楽器で、太い音がして、シルバーの音色がするけど、抵抗はあるね、、、と書いてあります。

ネックならまだしも、やはりベルを銀にすると特に低い音は重く鳴るので当然かと思います。

ですが、アメリカにはパワー系の奏者は多く存在するので、今後このようなシルバーの楽器はもう少し浸透していくでしょう。

そして値段ですが、中古とはいえ50万程度です。セルマーのアルトでも新品ならもう少し高く、この間ではsupremeなら定価ベースでは倍の金額ですから、セルマーを基準と考えるならこの楽器は相当安いですね?

日本でもこういう楽器を通常のラインナップとして楽器屋さんに普通においてくれればもっと面白いと思いますが、中々リスクもあってやらない、、というのが本音でしょうか???

 

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フラセル アルト 18万4千 シルバー Low A

今日はフラセルのLowAアルトのシルバーです。

LowAアルトは主に60年代後半から多くつくられ、70年代中期までに絶滅しましたが、今回はその絶頂期の楽器です。フラセルでシルバープレート仕様で、シルバープレートはLowAとしては珍しいですね。

シルバープレートはなくはありませんが、数からいえば相当本数は少ないので売りに出されるのは10年に1度ほどしか見かけません。

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敢えて磨いていないのでくすんだままです。

F#も付いていますが、フラセルはF#付きが多いですね。

LowAアルトは、管が長いが故に相当音がモコモコしてきますが、このくすんだシルバーならさらに抜けない音がすることでしょう。

かなり珍しいですがこんな楽器欲しい人はいないだろう、、、と思っていたら、すぐに売れてしまいました。物好きな方もおられるということですね?

ちょっと個性的な楽器が欲しい人にはたまらないということでしょうか?

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新リード! Rigotti Wild リゴッティーワイルド日本販売開始!その評判や如何に?

今やバンドレン、ダダリオ(リコー)と並んで主要リードメーカーとなったRigottiから、新しいリード”Wild”が発売されました。発売開始は少し前でしたが、つい先日、日本の輸入元である石森管楽器に入荷しました。

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今までは、Gold、、、新パッケージからはGoldのBlue Oneを特にテナーで使っていましたが、今回アルトのWildを手に入れて使ってみました。右が旧パッケージで、左は今回新発売のものです。ライオンの顔が勇ましいですね。演奏するたびにこの箱を見ると、そういう気持ちになりますね?

 

コンセプトは、まさにWildのイメージそのもので、ジャズで派手に鳴らすというコンセプトでしょう。

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左がワイルド、右が従来のGold,Blueoneになります。

触った感じは今回のWildのほうが少し肉厚なカットになっているように思います。特に中心部分のカットの根元がよりしっかりしていて、薄い削り方の中にも芯が残っているそんな削り方です。

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裏は、こんな刻印です。

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手前が、Wild、奥がGoldです。やはり、Goldのほうがやや薄く見えます。

カットだけでバンドレンのリードに例えると、WildがZZで、GoldがJavaのような感じですね?

→しかし、実際に吹いた感じは、WildのほうがJava的なようなフィーリングで、よりシャキッとパリッと鳴ってくれました。

メイヤー系や、Dukoff系のハイバッフルリードにもとても相性が良く、ペラペラなJavaの音よりは、少し音の厚みや膨らみがあるサウンドが得られます。

まだ、たくさんの枚数を長時間吹いたわけではありませんので、たまたま手に取った個体がそうだっただけかもしれませんが、いずれにせよ、ZZやJavaを好む人、、リコーではJazz Selectのフィーリングが好きな人をターゲットにしていることは間違いないでしょう。

実際、パッケージもかなり意識していますね?特にリコーと違うところは、リードの材質がよく、長時間吹いていても、あるいは使いまわしても相対的に長く持つところにあります、

Java, ZZ,Jazz Selectユーザーや、ロベルトリードのユーザーには、新しいメインのリードにとってかわることでしょう‼

今後、ジャズ系の新しいメインリードになるような中々のクオリティーなので、是非皆さんの試されてみてください。お勧めです!!

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石森管楽器で購入可能です

→https://www.ishimori-online.jp/product-list/115

 

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Vandoren Blue Jumbo Java バンドレン ブルージャンボ 復刻 

さて、今日はここ2か月ほど、巷を賑わせたあの青色のマウスピースの話題です。

 

2月の中旬にバンドレンのページで世界750本限定で復刻がアナウンスされると、世界中のコピー品メーカーがざわつきました。そして、このマウスピース高騰の火付け役である韓国では、3月の上旬には入荷しました。なんでも韓国では、各お店にも1本程度しか入荷せず、争奪戦が繰り広げられ、手に入れるため夜通し電話を掛けるということが行われたそうです、、、

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日本は発売日が3・28と聞いたような気がしますので、ずいぶん遅かったですね。そして、1か月経って日本でも、2回目の入荷が先週行われ手に入れたという報告を色々な人から聞きました。

まず、このマウスピースには、シリアルとコピー防止用のシリアルが二つ刻印されています。

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150というナンバーと、右横にアルファベットと数字の文字が刻印されています。日本では概ね100番台、韓国では200番台、ヨーロッパでは400番台が売りに出されています。

 

そして、私が見た10本ほどでは同じ人が作っていましたので、日本には同じ人が作った比較的早いシリアルが出回っているようです。また、二回目の入荷もシリアル的にはさほど変わらなかったようです。

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写真に写りにくいですが、お馴染みの刻印があります。

さて、このブルージャンボですが、色的にはその当時のものとは若干異なります。そして、実は製造側での機械の更新があるので、厳密にはその当時とは同じものでもなく、製造方法も(加工の過程が)異なると聞いています。(下、右が当時のもの、左が復刻版)

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ですが、現行品ともずいぶん異なりますね?

(左が現行品、右が復刻版)

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吹き比べると、現行品よりも復刻版のほうが、均一かつ、シャープです。現行品は、音域により抵抗感が異なりますが、それがより一定になった感じで、楽に吹けるといえるでしょう。逆に、キャラクター的にはややあっさりパリパリした感じなので、相対的に言えば明るいだけの薄い音がするマウスピースとも言えますが、吹きやすさが増し、コントロールも容易になって作りがいいように思います。

デザインも現行品とは大きく異なるように思いますが、特に異なるのは、先端部が細いので、よりシャープに吹けるということです。

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先端部分の厚みはマウスピースの反応に大きく影響しますが、鋭い系マウスピースでは細いに越したことはありません。

そして、内部の加工も、写真では同じに見えるかもしれませんが、見る人が見ればデザイン的にはかなり異なります。

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結論を言いますと、ブルージャンボ復刻版のほうが作りが良く、キャラクターは弱いものの、マイク乗りは良さそうで、精巧です。

ちょっと軽いのが何ですが、とにかく吹きやすいので、そして安すぎ! このクオリティーのマウスピースが実売18000円ほどなんて、驚愕です。このマウスピースに興味のある人はもちろん、Dukoffは敷居が高いな、、と思う人も、第2期の入荷直後の今、、、なら手に入るかもしれませんので、お店に行って是非吹いてみてください!!!

 

また、試奏レポートは別で行いたいと思います。

 

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コロナ渦のビンテージサックス市況

皆さんいかがお過ごしでしょうか? 私はモブレー教関連のことがやや忙しく、このビンテージなブログまで手が回っておりませんが、少しずつまた再開していきたいと思います。

【モブレー教とは?:モブレーを信じればハードバップ的に救われると合言葉に、モブレー司教の教えをひたすら練習する宗教】

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さて、コロナ渦では、ビンテージサックスを取り巻く様々な環境も変化しましたので、そのことについて私の思いを述べてみたいと思います。


①やっと楽器が出てくるようになった!  

日本は海外に比べると平和だったと思いますが、海外では皆さんご存じの通り外出もままならず、郵便も止まったような状況でした。私もイタリアに夏に送ったものがいまだに届いていません、、、、

ですが、海外も少しずつ落ち着きを取り戻し、楽器も以前ほどではないですが出てくるようになってきたように思います。

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②偽物はまだまだ販売中!

ここ数年偽物マウスピースが販売されていましたが、それが明らかになった今でも、偽物は販売され続けています! オレンジのコーティングがされたり、少し種類も増えているとは思いますが、注意が必要ですね。日本ではだいぶ周知されてきて、オークションなどでも偽物かどうかの記述がみられるようになってきました。しかし、、

→都内の楽器屋では、偽物が本物として売られている事例も、、、

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私が行っている老舗有名店では偽物が販売されることはありませんが、他店で本物価格で買った偽物が委託品として持ち込まれる事例もあるようです。悪意があるとは思いませんが、割と普通にあることのようですので、マウスピースはオークションなどでは絶対に買わず、信頼のできるお店で、試して買うようにしましょう。ちなみに、メイヤーなどは新品の偽物も多く出回っていますので、ネットなど買うにもかなり注意が必要です。


③楽器屋さんに行けるようになった!

コロナまでは皆さんと同じように意味もなく楽器屋さんに行ったりしていましたが、この一年はそれが憚られた一年でした。ですが、最近は必要最低限の用事では行けるようになり、また楽器屋さんのほうでも頭が下がるほどコロナ対策をしておられるので、安心して買い物に行けるようになりました。私の知っているお店では

・従業員は全員PCR検査!

・楽器は、紫外線照射30分!で減菌状態

楽器屋さんも本当に大変だとは思いますが、お客さんが安心して訪れることができるように対策してくれています。もちろん不必要に行く必要はありませんが、新製品など気になったものがあれば、楽器屋さんに安心して買いに行ける環境を用意してくれています。(行くときは試奏の予約をしましょう)

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④コロナで(ヴィンテージ)楽器市場はどのように変わったか?

私は多くの楽器の購入を頼まれていて、日々多くのご相談をいただきます。このような状況で楽器手放す人もいれば、必要としている人もいて、いい出物があるかと期待している人もいらっしゃるかと思いますが、、、

→いい出物は全くない!!!

いろいろ購入を頼まれているので日々チェックはしていますが、残念ながらマニアな方々の要求を満たすような出物はこの1年ほとんどありませんでした。むしろ、たくさんの4番手、5番手のものが放出されているように思います。

皆さん、自分の大切にしているものを売りに出すとき、最もいらないものから売りますよね?

昔、評判が良かったから買ったけど全く使っていない、アレ、、、とか、、、コレ、、、とか、そういったものがたくさん売りに出されています。ヴィンテージだと、いいセルマー持っている人が、もっと古いコーンとか、ビュッシャーとかマーティンとか、、使わないから売る、、そんなことが多いですね? あるいは、ヴィンテージ持っているけどちょっと買ってしまった新品の楽器、、、とか、、そういうものがたくさん出てきたような印象を受けた1年でした。

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日本だと家にいることが多くなったので、使わない邪魔な楽器、、、、、ヴィンテージ持っている人あるあるですが、使わなくなった、シリーズ2なども売りに出されています。 そのあたりを狙っている人には、いい買い時かもしれませんが、、、即戦力は中々見かけませんね?


でも、たまに面白いものが売っていますから、やめられませんね? 最近見た珍しい楽器です。

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この楽器を見た、私の最初のコメントは、、「ケースは緑か青?」でした。 


皆様が、健康でヴィンテージサックスライフを楽しめる世の中でありますように、、、

 

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BA アルト 最初期 2万1千1百 アートデコ

今日はバランストアクションアルトです。 

2万1千台になりますが、オフィシャルのシリアル表では、BAは1936年の21751番台からとなっています。

オフィシャルのシリアル表は切り替え時にについてはややラフなところがあるので、このくらいでは大きな驚きはないですが、少なくとも最初期のBAアルトということができるでしょう。

まず、この楽器の目を惹くのが、アートデコと呼ばれる線形の彫刻ですね。他にもちらほら見かけますが、中々個性的でかっこいい彫刻で珍しいですね。

さて、この楽器はオリジナルラッカーとして売られていますが、、???ですね。 この赤焼け系の色は、海の近くなどによる空気によって金属が酸化した変色と思われますが、オリジナルラッカーとして言い切るのは中々難しいです。

この時代は、オーバーホールする場合はセルマーの工場に送って、オーバーホールとリラッカーがセットでしたから、ほとんどの楽器はリラッカーされています。 オリジナルのラッカーであれば非常に珍しいのですが、彫刻部分はボロボロでリラッカーの判定には使えません。

確かにラッカーの下には模様は見えないことと、ラッカーの色がいい感じなのでオリジナル、、といいたいのはわかりますが、このくらいの精巧なリラッカーは多くありますので、疑ってかかるのがいいでしょう。

 

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見栄えやリラッカーの点はさておき、バランスの中でも初期なので、軽く丸い甘い音がするでしょう。

 

一時期は即戦力が求められフィルウッズ的なアルトが人気でしたが、ここ最近はむしろそれより古いこのような楽器の引き合いが強いですね。この楽器もあっという間に売れてしましました。

リンカーンセンターのテッドナッシュもちょっと前にアルトに戻り、アルトも古い楽器を使っていますし、このような楽器を使うことが10~20年前に比べてはばかられなくなってきたような印象を受けます。現代の大きな音のする楽器ではなく、音色や味重視で行く流れが強くなってきたとも言えます。 

 

マーケットでのこのような楽器の売れ方を見ると、少し値段が上がってくるかもしれませんね?

 

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Lessonnbannernew2(受講者も増え、アドリブができるようになったとレビューもたくさんいただきました)

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ベルグラーセン メタル テナー オープニング160

今日は少し古めのラーセンのメタルマウスピースです。

なんとその大きさ、160ミリインチ。 大体テナーの大きい9番でも120.バリトンの9番でも130ちょいです。 160という数字は、サイズナンバーは13ですが、その数字以上にとてつもない大きさです。

写真でその開き具合を見てください。意外にフェイシングが短いですね。

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あんなに隙間があって、反っています。 おそらくこのような形のマウスピースを作るには通常のものとは異なるプロセスが必要でしょう。

大体、用意するのは8か9くらいの開きまで準備して、それを削って7や8を作ることが多いでしょうから、テーブルの厚みもとろうと思うと、14か15くらいのサイズで作っていくのでしょうか? あるいは、11番くらいを無理やり13にするのでしょうか? いずれにせよ、普段マウスピース作っている人でもそうそうないサイズ感ですね?

さて、私はバリトンの9*をアーリーバビットメタルリンクを持っていますが、サイズは135くらいです。 それでも、相当息を持っていかれますが、160はその比ではないくらい息が持たないでしょう。  おそらくテンポ60だったら、4拍も持たないかもしれません。 こんなマウスピース使いこなせる人いるのでしょうか? おそらく海外ならいるんでしょうね? 小錦みたいな人が使うんでしょう。

しかし、音も相当太く聞いたことがないような音の飛び方をするでしょうから、私はこのマウスピースには非常に興味があります。 そしてなにより、マウスピースメーカーにはフェイシングなどのデータはどうなっているか気になるところではないでしょうか?

とはいっても、このサイズは作っても売れないでしょうから意味ないかな???  自粛中の筋トレにぴったりのマウスピースです。

 

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アメセル テナー 6万9千6百

最近楽器が売られているのを、とんと見かけなくなりました。

海外のオークションでマークシックスと打つと、5ページも6ページもあったのに、いまは2,3ページでそのほとんどが関係ないものが上がってきますね。 あっても中後期がほとんどで、5桁なんかは法外な値段のものが1つ、2つあるくらいで、全然面白くありません。

さて、そんな中で、現在売られている初期のシックスで、恐らく唯一現実的な値段がつけられている楽器が今日の楽器です。

この楽器屋も20年ほど前までは、7,8ページめぼしい楽器が並んでいましたが、今では、オリジナルの5桁のテナーが1本、、、それも数か月したらやっと入荷するようなそんな状況で、久しぶりに6万台が入りました。

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非常に暗い色をしていて、6万9千にしては珍しい色ですね。 写真によってはちょっとグリーンっぽい色合いにも見えるものがありますが、色的には9万中期のイメージに近い色です。 珍しいなと思ってよく見ると、、、彫刻も少し埋まっているので、ちょっと怪しい感じがします。

購入して4,5年たって、1961年くらいにリラッカーした楽器という感じでしょうか?

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一応、オリジナルとして売られていて、1万3千ドルですね。 このようにオリジナルとして購入して、日本で委託品で売られて、購入して修理に持っていくと、リラッカーですね、、、という事案が相次いだこともここ10年では多くありました。

大体、有名店に持っていくと、まず色でばれる、、、わけですが、割とこれはわかりやすい事例かなと思います。

とはいえ、楽器としては、古いいい色のラッカーがついているので、音色を損なうことはないでしょう。

しかし、オリジナルラッカーの値段で買うのは非常に怖い楽器です。

 

 

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アメセル テナー 11万8千9百 ザッパバンド

今日は、フランクザッパのバンドで使われていたというテナーです。

具体的に誰がどの時代で使っていたというのはわからないのですが、ああいう音楽に合わせるサックスはこのあたりだろうなと納得のいく番台です。

13万台からはあまり枯れた感じが無くなってしまい楽器が重くなりすぎるので、実質この12万を超えたあたりまでがヴィンテージセルマーの面白いところといえます。

モダンジャズ(=ビバップ、ハードバップ)あたりを考えたときには5桁が時代的にも王道となりますが、それ以降の70年代、80年代のサックス音色といえば8万あるいは9万以降の音がフォーカスした中に暗さがある楽器が、王道の音色といえるのではないでしょうか?

この楽器は、その意味ではその時代にまさにぴったりの楽器といえます。

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11万も色々な楽器がありますが、この楽器はあまり暗くない、カラッと暗すぎない音が鳴りそうな楽器ですね。 5桁と異なるところは、まず、低音のしっかりした感じですね。 5桁はいい意味で、低音が丸く気が抜けた感じになりますが、9万台以降は低音がゴリっとなってくれるのが正に70年代という感じです。

そして、やはり音の輪郭がはっきりあるのも、この時代の特徴です。 音を視覚化したときのイメージは、5桁、、特に初期のシックスなどはグラーデーションのような曖昧な感じですが、この時代ははっきりとした輪郭があり、そしてその大きさも5桁初期よりは大きいといえます。

さらに重要なのは、音の中心部のフォーカス。 これがマイク乗りに重要な要素となるので、あのブレッカー氏をはじめとするような、ポップな録音されたテナーの音を行くにはこのような楽器が最も向いているといえます。

その反面???、ややジャズ的なフィーリングもまだ残っているので、少し派手になりがちだけどジャズもできるというまさに、万能な頃の楽器です。

今は5桁の需要が高いですが、かっこいいサックスの音色として今後この9~12万あたりの音色が珍重されて、需要が高まっていくだろうと私は勝手に思っています。

この楽器がおススメというわけではないですが、こういう音楽のサックスの音色が好きでジャズもやりたい人には、この番台を探されるといいでしょう。

 

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歴史的銘器 スタンケントンバンドのバリトン Conn 12M が売り出し中

今日はすごいものです。

スタンケントンのバンドで代々使われてきたバリトンです。

日本はアメリカとは異なる趣向のジャズが流行ってきた傾向があるようですので、スタンケントンのバンドといってもピンとくる人は少ないかもしれません。ケントンバンドは、 サックスでいうともちろんアートペッパー、バドシャンク、リーコニッツ、、そしてそのあと、かのレニーニイハウス大先生をはじめ、リッチーカミューカ、ボブクーパーなど名だたる白人スタープレーヤーが名を連ねる超ヘビー級有名バンドです。 

今回のバリトンは、元の持ち主はオリジナルのメンバーであるBob Giogaさんの楽器で、彼がスタンケントンを引退した後も、そのあとを引き継いだBill Fritzさんに売られて、またスタンケントンバンドでプレーされ続けた由緒正しきバリトンサックスです。

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かなり使い込まれていますが、まだまだ行けそうですね。

ボブさん次の人に250ドルで売っちゃうなんて安すぎません? その当時だと25万くらいですね?

Bobさんの顔を知らないので、顔では判別できないのですが、40年代はほぼ彼が演奏していたと思われるので、おそらくこの演奏でこの楽器が使われていることと思います。

 

もうこれは、ハリーカーニィーの楽器や、ベイシーのバンドのバリトン、、といっても等しいくらい、まさに王道のバリトンです。

色々なフルバンの録音を聞いて思うことは、やはりバリトンサックスと言えばコーンBb管でなくてはならず、セルマーの音はフルバン的にはまた別の楽器といえます。

間近で聞くとわかりますが、音の出方、広がり方、、全く異なる楽器です。コーンは、太く重く、大きく、、、まさに、由緒正しきサックスセクションの音を奏でるにはなくてはならない楽器です。

このような歴史的な楽器そのものが売り出されるなんてすごいことで、興奮してしまいます。

しかも、値段もセルマーよりは断然安い、、、バリトン奏者にはまさに夢のようなアイテムですね。

 

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レビューは商品下にたくさん書かれています。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ブリセル? マークシックス アルト 17万8千 特別注文 銅材? 

今日は珍品のフラセルマークシックス、17万8千台です。

この楽器は、香港でオーダーされ、ロンドンから香港に卸された楽器です。

この楽器にはいろいろ気になる点があるのですが、まず、その色です。 ベルの中の色は完全に銅に見えます。 他のラッカーがはがれた部分も、ヤナギサワの992のように見えますので、これはおそらく真鍮の中でも銅材といわれるものを使っているのではないかなと思います。

ちなみにヤナギサワの992(WO02)はラッカーそのものに色がついていて、剥がしてみるとこういう色よりはやや薄く、これはヤナギサワの銅材よりもさらに銅が多いようなそんな感じがします。

 

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そしてもう一つ気になるのは、彫刻がなんか違う、、、いわゆるブリティッシュ仕様の楽器となっています。 ブリセルはもっと古い時代には亜種としてカナダ周りの楽器など散見されますが、あまりこの時代はブリセルを見ることは少ないので珍しいですね。

彫刻がなんか違う、、、太い、、などとという報告が多いですが、これはまさにそのもの、、といった感じに見えます。 この鼠色のケースも特徴的ですね。 こういうケースの中期フラセルはブリセルの可能性あり、、ということで、むしろそういうところに目が行ってしまうのが悲しいところです。

恐らくかなりこだわって特注したことと思いますが、それが何故香港からなのか、ということがとても興味深いですね。 その当時からレッドブラスにこだわって作らせるとなると、シリーズ1を先取りしているわけで、これを特注した人は意外に伝説のサックスマニア、、あるいは、預言者かもしれません。

このような楽器を初めて見かけましたが、このケースを頼りにもう少し探索してみたいと思います。

 

 

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以前にご購入の方は、ツーファイブ講座を無料で第4版にアップグレードします。240分にもわたる動画の説明がつきました。

 

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アメセル バリトン SBA 5万1千8百 Low A

今日はアメセルSBAバリトンの5万1千8百 LowA です。

セルマーはSBAからLow Aバリトンを作り始めましたが、LowBb仕様も多く、またアルトやテナーがメインの生産であったことを考えると、バリトンのLowAの数も非常に少ないですね。

SBAバリトンの特徴は何といっても、非常に軽いことと、何とも言えないぼけた散った音色がすることです。

さらには、セルマーの歴史の中でも、あるいは同時代の他のバリトンに比べると、楽器としては非常に弱いのですが、小回りの利く楽器として俊敏な楽器です。

今回の楽器は、5万台に入ったもので、アルトやテナー同様非常に暗い音ラッカーがついています。

このラッカーは、5万台にはよく見られる色で、特にテナーやアルトでは、華やかさがやや足りず、モノトーンな暗い音がするので人気がありませんが、バリトンはパサついた木のような音がしてある意味味わいがあるでしょう。

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この時代の仕様の特徴がかなり見て取れますね。

ネックの形は、同年代の楽器よりは短めで細いですね。 コンパクトな設計でセルマーらしいですが、このネックのデザインも年代によってかなり異なってくるので面白いところです。

以下は6万台のネックです。結構違いますね。

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バリトンのネックだけ見て、番台がわかるようになったらかなりマニアですね?

そして、初期のバリトンは低い音のアームの部分が少し特徴的なつくりになっているようです。

このバリトンはU字菅を外されていたり、割と修理の多い楽器ですが、コンディションとしては悪くないでしょう。 そんなに人気があるとは思えませんが、セルマーSBA人気につられて、結構高いです。

セルマーSBAバリトンは、時代を象徴するような音ではありませんが、小回りの利く小ぶりのビンテージの楽器が欲しい人にはいいかもしれませんね?

 

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アルト オットーリンクトーンマスター 特注8*

今日はオットーリンクのトーンマスターのアルトです。

 

オットーリンクの当時のカタログにある使用者のリストを見ると、4や5が中心で、基本的に7などの大きなサイズは、カタログにも載っていません。

 

今回は8*で、いわゆる特注でしか手に入らないサイズです。 トーンマスターも長きにわたって作られていたので、このようにサイズの大きいものも珍しいですが、散見されます。

 

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せっかく特注したのに、あまり使われずにきれいですね。 シリアルが見えないのでわかりませんが、恐らく後期のほうのモデルでしょう。

 

さて、気になる開きのほうですが95ミリインチ。 現行だと8のサイズで、メイヤーに換算すると9.5というサイズです。

如何に大きいかということがお分かりいただけると思います。 この特注トーンマスターですが、サイズは決まってなかったようで、他のサイズとの一貫性はなく、適当に大きさは付けていたようです。 それゆえ、同じ8*でもおそらく異なる大きさでしょう。

 

アルトはサイズが大きすぎると、マウスピースだけが鳴ってしまったりアルトの音でなくなってしまうので、ここまで大きいと使い勝手が悪いでしょう。非常に珍しいサイズですが、ちょっと扱いが難しいですね。

 

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アメセル アルト 16万1千2百 ネルソンランジェルさんの楽器

今日は、ネルソンランジェルさんの所有物だったアメセルアルト16万1千台です。

 

ネルソンさんは、1980年代中期あたりから頭角現し始めたフュージョンプレーヤーで、初期のほうにGBPレコードからたくさん傑作を残されましたね。

 

その当時はあまり日本にいらっしゃることがなかったので知名度はそんなに高くなかったかもしれませんが、サンボーン先生とは違ったデュコフ的ARBサウンドで、アメリカでは著名なフュージョンプレーヤーです。

 

そんなネルソンさんが所有していた、まさにフュージョンをするための?アメセルが売りに出されています。

 

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14万台を基準に考えたときの16万台ですが、傾向として鋭さの角が取れてちょっと丸みがあり、マイルドになった頃ということができます。

 

ボリュームも14万項よりは少し抑え気味な感じで、14万のズバズバ感が弱まっている分ジャズ的にも弾けるあたりです。

 

この楽器は、音はかなりフォーカスされているということですから、16万の中でもやはりズバッと14万を感じさせるフィーリングがある楽器なのでしょう。

 

ネルソン先生は、デビュー初期の時点では私の記憶ではすでにヤマハを使っておられたので、それ以降に使われたものかもしれませんし、ヤマハ以前かもしれませんが私にはわかりません。 つまるところはウッドストーン使っているから、もういらないということですね。 

 

楽器としては、やや暗い色味に見えますので、それなりに暗い色がしてジャズも十分行けそうです。 ネックがちょっとつぶれていますが、やはりあの構え方はネックにはよくないということですね?

 

コンディションはさておき値段も市場価格よりは抑え気味で、フュージョンもできるジャズホーンを探している人にはまさにうってつけ。 そういうスタイルでなくとも、ちょっと買っておこうかなと考えてしまうネルソン先生の所有物。

 

すぐ売れてしまいそうですね?

 

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アメセル バリトン 10万4千7百

今日は、アメセルバリトン10万4千代です。

 

アメセルのバリトンも、時代を経るごとに強くなっていきますが、10万台ともなるとテナー同様、少しずつしっかりと張りのある音が出てきます。

そこで重要となるのは、キャラクターでしょう。

今回のものはテナーでは11万辺りによくみられる色で、この辺りの”アタリ”の楽器の特徴的な色です。 非常にキャラクターが濃く、いい音色が楽しめます。

 

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オリジナルのパッドも残っていますね。 このラッカーの特徴は、カラッとしていながらも、黒光りしたような張りのある音があり、そのバズの中には怪しいつややかさがあるところです。

 

バリトンですから、弾く音をゴゴゴゴ、、、と鳴らしたときに、パサパサした枯れた暗さでなく、はっきりとした音色の中に、黒光りするような艶やかさがあるでしょう。

 

またテナーでは、暗い中にしっかりとした音の張りと輪郭が感じられ、音の立ち上がりも軽いですね。 そして、フラセルのようなモッとなるような感じでなく、カラッと軽快に鳴ってくれます。

 

強い強いキャラクターと、反応、音の立ち上がりの良さ、、、まさに、オールランドプレーヤーといったところです。 さすがにすぐに売れてしまいましたね。

 

フルバンドでも、しっかり音の重さを支えながら、速いパッセージも小回りが利いて良さそうです。

 

 

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セルマー ショートシャンクテナー  テナー 特注? プロトタイプ?

今日は、セルマーのテナーのショートシャンクです。

 

理由は不明ですが、セルマーの刻印がかろうじてあるだけで、シャンクの模様もなく、跡だけが残っています。

 

テーブルにも、いつものサイズの刻印はなく、無印です。

 

テーブルや先端には鑢の目が残っていますので、このままでオリジナルの状態です。

 

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形は間違いなくショートシャンクですから、ショートシャンクのプロトタイプ的なものか、特注で作ってもらったものでしょう。

 

サイズは88で、EとFの中間というサイズで、非常に中途半端ですね。

 

ということは、おそらくこういうサイズが欲しいという特注で作られたものではないでしょうか?

 

じつは、こういう刻印がないものはまあまあ見かけるので、そんなに珍しくはありません。 ちょっと電話して頼めば、作ってくれたことでしょう。

 

ショートシャンクは、中の容積が大きくなっているものが自由度が高くいいのですが、残念ながら中は見えませんね。

ショートシャンクにもいろいろな材質が見て取れますが、これは古めのいい感じ見えます。 バッフルもそれなりにあるので、ちょっとリフェイスすれば低音はさておき、いい感じになるぽ天書あるがありそうなマウスピースですね?

 

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アメセル テナー 6万6千2百 ジョーフラム先生の楽器

今日は、アメセル6万台6千台、ジョーフラム先生の楽器です。 ジョーの楽器を見るのは、3本目くらいでしょうか? ジョーは割と楽器やマウスピースを頻繁に代えるので、彼の関連商品は多く出回っていますね。

 

大体、6万台が中心で、5万後半の楽器が中心ですから、ちょっと弱めのシックスがゴリゴリ鳴るのが好きなんだと思います。

 

今回の楽器は、かなり使い込まれていて、ネックもちょっとつぶれたような跡があり、コンディション的にはそんなに良くはありません。

 

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キャラクター的には、やや暗めの6万中期だと思いますが、それが使い込まれることでパリパリ、ゴリゴリ鳴るような感じですね。

 

確証はありませんが、以下の演奏の楽器に見えるような気がします。

 

 

非常に均一で安定していますね。 彼の売りに出した楽器は、上から下まで均一な楽器で、安定している楽器を好んで選んでいるように見えます。 ですが、録音が悪いせいもあって、いつもの迫力は聞き取れませんので、どのくらい大きく強く鳴る楽器かはわかりません。

 

最近はSBAを使っていたりすることもあり、楽器はたくさんお持ちでうらやましいですね???

 

かなりが楽器にはこだわりのある方なので、しっかりとした安定した楽器であることは間違いないでしょう。 

 

100万ちょっとで買えるし、個人的にいい楽器が欲しい人はおススメです。

 

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アメセル テナー 13万4千台 ヴァリトン ネックについて

今日はアメセルテナーの13万4千台です。

 

元々Varitoneがついていたもので、取り外されています。

 

この楽器は、1966年製の楽器でがっちりVaritoneがついていたので、まさに最初の数本ということになります。

 

さて、私も気づかなかったのですが、このヴァリトン付きの楽器には少し異なる仕様のネックがつけられていたようです。 この13万台のネックともなると、かなり形が張っていて太いネックなのですが、ヴァリトンがインストールされた楽器には、もう少し細めの8万、9万あたりのようなデザインのネックがついています。

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確かに、通常の13万台のネックよりはほっそりとしたネックがついています。 まず13万と9万あたりのネックの違いですが、13万のほうがしっかりして、音も太さがあるようながっちりした感じで、9万のほうがコンパクトで音がまとまるような感じ、馬力は9万のほうが相対的に弱いけど、スムースな心地よさがありますよね?

 

恐らく、ヴァリトンを付けるにあたって、音のまとまりのほうがあったほうがマイク乗りがいいとか、そういう明確な理由があるんだろう、、と思います。まあ、アメリカですから適当につけただけただけかもしれませんが、、、

 

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しかし、ピックアップの跡は非常にきれいに修復されていて、驚きですね。

 

この楽器は、ハリーコニックジュニアのバンドで演奏していた、リストンジョンソンさんが使っていた楽器だそうです。 80年代あたりの映像を確認するとこの楽器が見れるかもしれません。

13万台4千ともなると音色はゴリゴリしてきますので、5桁のフィーリングはほぼなくなっている、、といってもいいでしょう。 音の暗さは多少はありますが、この後に続くしっかりした鳴りの幕開け的な楽器で、後のものと比べると音の軽さなどが感じられていいでしょう。

そのネックのおかげで通常の13万よりはゴリゴリ感が弱まっているでしょう。

 

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フラセル ソプラニーノ 20万3千台 彫刻付き!

今日はフラセルのソプラニーノ、20万3千台のミントコンディションです。

 

1972年製でまあまあ古いのですが、ほとんど使われていないらしく、ほぼ完ぺきなコンディションです。

パッドも見えるものはほとんどオリジナルですね。

 

この楽器は、ポール ハーヴェイさんというイギリスの大学で教えていた人も持ち物だったものだそうです。

やはり、大学などで教える、、、など、そういう理由でもないと中々ソプラニーノには手を出さないと思いますが、それでもほとんど使う機会がないのがうかがえるほど、きれいなコンディションです。

 

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なんと、彫刻がついていますね? ソプラニーノには、彫刻がついていないものがほとんどですので、意外に珍しいように思います。

 

設計図がないゆえに、ソプラノはかなりデザインが年代を通じて異なります。 楽器の絞り方がかなり異なるので、高音の反応などもかなり変わってきますね。 ソプラニーノも古い時代や近代のものを色々見比べると、かなり形が異なって見えます。

この楽器は、割と太くなってきたもののように見えるので、高音は、もっと古いものよりは安定して弾けるでしょう。

 

私はソプラニーノには縁がないのであまり違いには詳しくありませんが、現代のものに比べるとかなり軽めで、からっとした音がするでしょう。

 

ソプラニーノビンテージとしては、中々の出物で、使う人にはかなり戦力になるでしょう???

 

彫刻があるとかっこいいですね???

 

ですが、90万という値段が高いのか安いのか?、、ちょっとわかりかねます、、、

 

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フラセル テナー 17万1千 プロトタイプ?

今日はフラセルの17万台のテナーです。

 

このあたりの楽器は、ジャズ用の楽器としては全く注目されずほぼ無視されているような楽器だと思います。

その理由としては、音はかなり明るく、音色でいえばシリーズ2でも同じようなことはできる。 特徴といえば、ちょっと楽器が軽いことくらい?

というわけで、現代の楽器のバリエーションとして考えたときに、ちょっと軽めで、でも、音の丸みもあり、、、というような中での選択肢の1つにになるような感じですね?

 

さてそんなわけで、今回の楽器はかなり厳しめの言い方をすれば、何の変哲もないシックス中期テナーですが、実はこの楽器ちょっとポストのねじの形が違ったりする、、いわばプロトタイプ的な楽器です。

 

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リペアしている人でないと気付かないような微妙なねじの形の違いですが、他に見ないようなデザインになっています。  

 

マークシックスは管体のデザインや、ネックのデザインなども頻繁に変更されているので、このような変更というか、新しいデザインのものがあること自体は全く不思議ではありません。

実際、プロトタイプ的仕様は多く存在しますし、シリーズ2でも変な部品ついているものってたくさんありますよね?

 

さて、問題は何故この機構が採用されなかったかです。

 

それは推測の域を出ませんが、やはり、メンテナンス的な問題、、、そして、音に対する影響の問題でしょう。

 

メンテナンス的には、締まり方が弱い、、とか、長持ちしない、、とか、そういうことが考えられますが、音質的には、私は大きな影響があるだろうと思っています。

 

だって、ネック止めるねじ一本代えたらあんなに音変わるんだったら、これらのねじいっぱい代えたら、結構影響出ると思いません?

 

劇的な変化ではないせよ、明確な違いは出るでしょう。 具体的には、 シャキッとした音になるか、抵抗が強くなってなんだか鈍くなった感じ、あるいは軽くて詰まるようなフィーリングが出た、、、など、の変化が出るものと考えられます。

 

まあ、それがいまいちな方向であったり、メンテナンス的な問題もあって、採用されなかったわけですね。

 

細かすぎて中々わからないレベルですが、一応プロトタイプでこんなものもあった、、、勉強しておきたいと思います。

 

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マークターナー先生のSBA フラセル 3万8千

今日はマークターナー先生の過去に使用していたSBAが売りにに出されている話です。

 

1994年から2008年までバリバリ使われていた正真正銘の彼の楽器です。

 

フラセルですが、3万8千ですがボーの長さもさすがに大丈夫そうで、あの低音をたくさん飛ばして弾くのには、やはりこのあたりの軽さでないということなのでしょう。

 

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2005年くらいの話ですが、クイーンズの大学院に行っていたころに、クラスメイトがシェイマスとマークターナーが楽器を売ってくれるって言ってるけど、どっちの買おうか迷っている、、とカフェテリアで話したことがありました。

 

その彼は今は、カナダの片田舎?で大学の先生をしていますが、その時はマークターナーはそういう話をしていただけで実際に譲ってくれるところまではいかなくて、結局シェーマスのボロボロのSBAをもって彼は登場したのでした、、、

 

そうしたら、アントニオ(ハート)が、それ昔バークリーで見たことがあるな、、っていって、キーに穴が開いていてパッチ張られていて、ボロボロだね、、、ってお話ししたがことがありました。 

その時には、マークターナーは新しいSBAを買ったと聞いたような記憶があるので、その後に彼がその当時のメインの楽器をうりにだして、そして、今、勝った人が売りにだしているのでしょう。

 

アントニオがその時言っていたように記憶するのは、SBAのシルバーじゃないと低音の反応の軽さが出ないからSBAはシルバーに限る、、て、マークターナーが言ってたよ、、と言われたように記憶しています。でも、マークターナーはこの時シルバーを使っていないわけで、ブランフォードだったかもしれませんが、私の周りでSBAがガチャガチャしていた時代でした。

 

こんなに見なくなるのなら、私もこういう楽器を譲りうけておけばよかったと思う今日この頃ですが、ファンにはたまらない1本ですね?

 

私が当時聞いた値段よりも随分高値ですが、現在の市価から比べると妥当な値段なのでファンのひとのみならず、SBAが欲しい人は注目の一本ですね???

 

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ヤマハ アルト 82Z UL  アンラッカー フィルウッズ限定モデル

今日はヤマハの82Zのアンラッカーのアルトのフィルウッズ選定品モデルになります。 なんでも正式名称は、82ZUL PWという名前が ついていてPWが正にフィルウッズということですね?

なんでもフィルウッズ先生が直々に選定した16本限定のモデルで、その一つずつに16本のうちのシリアルと、選定の証明書がついているようです。

 

元々フィルウッズ先生の楽器はプロトタイプ的なものだったと聞いたような気がしますので、現行のものとは多少違うでしょう。フィルウッズ先生は、ネックのねじだったり、サムフックだったりを変更していましたし、お使いの楽器も仕様が異なる部分も見受けられるので、今回の楽器がウッズ先生の楽器そのものということではありません。

しかし、ウッズ先生が自分の名前を関した限定モデルで、強いマーケティング的な側面が伺えますね?

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今から20年ほど前にアメリカで売り出されたものでしょう。

フィルウッズ先生が使うことにより、完全にジャズ用の楽器としてのイメージを獲得することができた82Z。 もちろんアメリカでも評価が高く、しっかりとした楽器、、というイメージが強いですね。

 

ヤマハについては、875exと好みがわかれるところで、実際は875exのほうがジャズ用の楽器としては向いているという意見もあります。 それゆえ、ヤマハにこだわりのある人は875のアンラッカーを特注する人もいるようです。

 

このZの特徴は、軽め楽器、、、ということになります。 現行の重くなりすぎた楽器よりは、少し古い楽器に近づけた軽さが特徴の楽器です。

 

それをアンラッカーにし、さらにパサついた楽器にすることで、ビンテージのフィーリングに近づけたという楽器です。

ウッズ先生以外に、アメリカでだれが使っているの、、、と、聞かれたときに困るのですが、そのくらいウッズ先生が使うことによってジャズホーンのイメージを獲得した楽器ですね。

 

そういえば、ずいぶん前にスティーブウィルソン先生、、、彼には実際に習ったことがありますが、彼がそのあとのプロトタイプのZ的なものを使っていましたが、、あれはどうなったんでしょうか?

それはさておき、アメリカではマークシックスに代わる、現代のビンテージの系譜を受け継ぐ楽器として評価が高いウッズ先生の限定モデル、、日本にはないだけに欲しい人も多いはず???

ちょっと高いが、ファンは見逃せないですね???

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アメセル バリトン 6万3千9百 LowA

今日はアメセルバリトンの6万3千台です。

楽器購入の相談を受けているため、最近色々な人からよく聞かれます、、、”こういう状況なのでいい出物がでてますか?”。

 

残念ながら、、、”ほぼ何もありません”、、、ブログに書きたいものも皆無です、、、”と答えています。

 

アメリカなどでは、まだ地方でも感染が拡大し始めたこともあり、買い物すらままらない状況で、郵便局に行ったりすることも普段より難しいでしょうから、オークションなどの出品が低調なのもうなずけます。

 

さて、そんな中で出てきたのは、近年まれにみるコンディションの6万台LowA付バリトンです。 ほぼオリジナルのパッドも残っていて、このような状態の初期マークシックスバリトンを見るのは、久しぶりでした。

 

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バリトンは、テナーに比べると少し遅れてシックスになり、テナー同様5万台あたりまではSBAに近い仕様となっていることが推測されますが、この6万4千ほどになると、5万5千よりは少しモダンになっているでしょう。

このあたりの楽器をそんなに並べて比べたことはないので、細かい違いを述べるのは難しいですが、8万台のバリトンと比べると、明らかにネックは細く長いですね。

 

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セルマーはこのあたりはまだまだ細い音がしているので、コンパクトな小回りの利く音色がするでしょう。

 

そして、テナーなどにはあまり見られないかなり暗めの色ですね。

 

経験上かなりパサついた暗い音がするでしょう。 そしてやはり特筆すべきは、コンディション。

バリトンはテナーの4分の1、5分の1ほどの生産量であることを考えると、この楽器のコンディションがいかに優れているかがわかるでしょう。

 

近年まれにみる出物といいてもいいくらいのバリトンですが、やはりすぐに売れてしまいました。

 

事実、最近の楽器の買い方といえることは、出てくる前に売れる、、、ネットにあげる前に連絡が来ますから、いい楽器が欲しい人はほかの人が見る前に1っ歩早く連絡をもらうことが多いですね。

 

そして、もう一つ言えることは、オークションなどで出てくるものは、ハズレではないが超一級品ではない、、、ということです。超一級品は、出てくる前に売れてしまいますから、売れずにオークションに出回るものは1段劣ると考えてもいいでしょう。

 

事実ここ数年購入するケースは、あらかじめ探しているものを楽器屋に伝えて、他の人が見る前に抑えるケースがほとんどでした。 楽器を購入する場合には、欲しいものをピンポイントでしぼり、、そして、その中からさらにコンディションや機能でで絞るのが、いい楽器に巡り合うコツですね?

今回のバリトンも、6万台のこういうのを探している人には、この上ない出物だったことでしょう、、、

 

 

tomosax.net

 

 

 

 

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キング スーパー20 アルト 30万5千1百台

今日はキングスーパー20のアルト、30万5千台です。

 

非常にいい感じの楽器です。こういう楽器は久しぶりに見たかもしれません。

 

キングのアルトもマークシックスと同じように、徐々に改良されていきます。

27万2千台から始まる第一世代と、この30万5千から始まる第二世代となり、いわゆるパーカー先生、キャノンボール先生のメインのほうは、第一世代に改良が加えられた1.5世代になります。

 

さて、今回の30万5千1百ですが、低いCとC#のキーに彫刻がないことから、第二世代になった直後と考えられます。しかしベルト本体をつなぐプロテクターや、テーブルキーは第1世代的な感じですね。30万8千ではこのプロテクターは簡素なものになっていますから、移行期間中の楽器ということになります。

 

30万5千にはいってすぐ第2世代に移行しつつあったのがわかります。

202006011 202006018 202006017 202006016 202006014 202006012 202006019 2020060110 202006013 202006015 202006012 2020060111 2020060112 2020060114

 

まず、重要なのはコンディションですね。

 

スーパー20はソリッドシルバーネックですが、ラッカーがすぐはがれてしまうことが知られています。 この楽器は、ラッカーが残っているのでそういう意味ではコンディション的には、かなりきれいなものといえます。

 

多少立て付けの再溶接がありますが、古い楽器にはつきものですのであまり気にする必要はないでしょう。

 

さて、この楽器ですが第2世代に入った直後ということで、パーカー先生やキャノンボール先生の音色を持ちつつ、使いやすくなった第2世代ということで非常にポイントが高いですね。

 

やはり、第1.5世代はややキーワークが難しく、第2世代のほうがやりやすいです。そして、楽器の安定性も第2世代のほうがあり、こちらのほうが人気が高いのですが、あまり後のシリアルになっていくと第2世代といえども味が薄れていきます。 この楽器は、その意味ではキングスーパー20の”おいしいとこどり””といえるでしょう。

 

デモがあるので聞いてみましょう。

 

https://www.saxquest.com/uploads/video/products/1964.mp4

 

非常に強い楽器ですね。キングの楽器を買うときには、あまり暗く聞こえる楽器はハズレのことが多いです。

この例のように、ビシッと決まると、あのキャノンボール先生のような感じに近いものが得られるでしょう。キャノンボール先生も相当音明るいですからね、、、

 

高音も詰まらないですし、機能性も申し分ないように聞こえます。

 

あとは、ここに味のあるマウスピースを合わせればクラシックなビバップの再現ができるでしょう。

 

キングスーパー20の出物としては、最高で私はかなり欲しいですね。

キャノンボールファンにおすすめです。

 

すぐ売れちゃうかな???

 

tomosax.net

 

 

 

 

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