アメセル ソプラノ 7万9千台7百台

今日は非常に珍しいアメセルソプラノ7万9千台です。
昔はアメセルソプラノなんてほとんど見かけることはありませんでしたが、世界中の売り物を見れるようになったので、それなりに見ることはできるようになりました。

アメセルソプラノも珍しいながらも一定量製造されていたようですが、特に8万、9万あたりが多く、7万台はあまり見たことがありません。

今回のものは極上コンディションで、パッドもそのほとんどがオリジナルでオリジナルの凛々しいメタルのレゾネーターが入っています。

201810161
201810162
201810163
201810165
201810166
201810167
201810169
2018101610
2018101613
2018101614
2018101616
2018101618
7万台らしいちょっとグリーンっぽい色をしてます。
写真はかなり明るめに撮っていますから、実際に見るともっと暗い色に見えるでしょう。

アルトやテナーでも7万中期からこのような色が多くみられますが、この楽器も非常に暗い音がすることでしょう。

華やかさのない、ちょっとこもったような詰まったような、でも甘さのある不思議な音がすることでしょう。

キャラクター重視の人には非常にお薦めな楽器です。

こういう楽器はそうは見かけませんから、次に手に入れるチャンスが巡ってくるのは一体いつででしょうか???

www.tomosax.net
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アメセル アルト 14万2千1百

今日はアメセルのアルト、14万2千台です。

やはりアルトの人は、ただ14万台ということではなく14万何千か、、ということに非常に強いこだわりがある人が多いですね?

2千番台は14万台としてはやや弱いながらも、14万後期のような直線的な響きではなく、ややこもったようなモッとした響きが特徴です。

2千くらいだ暗い色をしたものもありますが、これはそんなに暗くないので、スバッとは鳴るでしょうが音の張りは後期よりは弱く、やわらかい音がするでしょう。


私はこの楽器は当たりの楽器だと思います。当たりだとどうなるかというと、同じくらいの番手よりも気持ちよく反応し、よく管が震えている感じがあるでしょう。
もしこの写真を見て私と同じ気持ちになる人は、今までビンテージの楽器を数百本吹いているような人であることが多いでしょう、、、


201810121_2
201810122
201810123
201810124
201810125
201810126
201810127
201810128
2018101210
2018101214
コンディションはかなり良さそうですね。


音量は14万としてはさほどでもないでしょうが、それなりに強く鳴ってバランスがいいのが特徴ですね。ドジャズにも後期よりはこのあたりの番手のほうが向いているでしょう。

さて、私が注目したのは、材質、、、この楽器は非常に銅が多いことが見て取れます。
ラッカーが少しはがれているところが銅っぽい感じが見えるのと、特に以下の写真のEbのトーンホールでは
201810123_2
青錆がついていて、この楽器が銅が多いことが見て取れます。
銅が多いということ楽器の重量も通常の楽器よりは重く感じるはずです。

ヤナギサワがブロンズモデルを作るように、銅が多いとよく鳴る楽器ができます。銅がすくないと軽く輪郭のあるパリッとした感じに鳴りますね。

私が今までいてきた楽器でずば抜けた反応、鳴りを持つ楽器は、この楽器のように銅の組成が多いものがほとんどでした。

この楽器も期待できそうだな、、、と思っています。
一度に一本の楽器しか吹けないので複数持っていてもしょうがないのですが、もし口が二つあってもう1本楽器が必要ならこういう楽器を買っていることでしょう。
www.tomosax.net

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ボビー デュコフ ハリウッド プロトタイプ 7

今日は古いデュコフのプロトタイプ的なものです?

まずデュコフハリウッドモデルは1945年のモデルとその数年後に出た少し内部のサイドレールがくりぬかれているものがあるようですが、今回のものはフラットなので最初期のモデル、すなわち最初期のモデルであることがわかります。

しかしながら、普通は背中にBDとスタンプされているはずがGEMとうたれ、シャンクにはCaliforniaと印字されているそうです。

非常に初期のマウスピースですから、ちゃんと形式が整っていなかったプロトタイプ的なものか、特注の類でしょう。
201810111_2
201810112
201810113
201810114
201810115
201810118
バッフルは通常のハリウッドモデルではなく、ボビーデュコフモデルに近いですね?

シャンクの2重線もBobby Dukoffモデルに近いので二つのモデルの混ざったバージョンといったところでしょうか?
初期のデュコフはオットーリンクに近いフィーリングがありますので、使いやすいですね?

開きも7で99で、オリジナルだそうです。現行と同じサイズが採用されていて、オリジナルとはやや信じがたいですが、デュコフにしては大きめのサイズで珍しいです。
デモ音源もあって聞きましたが中々散った音で左図が1945年の音といったところです。
しかし、そのデモ音源ではやや高い音に難があるので、楽器のせいかもしれませんが、高い音が詰まるようです。

非常に珍しいプロトタイプ的なモデルで、すぐに売れてしまいました、、、
www.tomosax.net




| | コメント (0) | トラックバック (0)

Woodstone 石森サックス テナー 世界に2本しかない限定モデルを試奏

ここ最近石森管楽器に楽器を買いに行くことが多く、数多くの楽器を選定しました。

その中で、いつもお世話になっているセールスマネージャーの某氏が

”トモさん、すごいのありますよ、、、ぜひ吹いて行ってください”
と出された楽器がこちら。

201810054

私が試奏しているところを撮っただけなので写真はご容赦ください。

まるでSBAのような、、、ウッドストーンの真鍮の限定シルバープレートモデルです。

実はシルバープレートは2本しか製造していないらしく、もう一本はかの竹野氏が使用しているそうです。

そしてその残りの片方が中古で限定入荷しているところに遭遇しました。
201810051
201810052
201810053
201810055
結論をいうと、、、わざわざ記事にする程、、よかったです。

ここで改めてウッドストーンサックス全般について私の意見を述べておきたいと思います。

吹奏楽というより完全なジャズ楽器で、ジャズ(フュージョン)向きの楽器です。
その理由は音色もさることながら、楽器のフィーリングが完全にジャズ的でジャズの人がジャズを奏でやすいように設計されています。もっと言えば、軽くバリバリ鳴る現行セルマーでジャズを奏でるにはシックスなどを吹く時とは違う吹き方をして吹き方を変える必要がありますが、そういうものがない、、、楽器です。
そして、楽器の軽さ、、、軽い音がするときことではなく、鳴りの大きさを保ったまま反応が軽いことです。鳴りの大きさを保ったまま重い楽器はいくらでもありますが、鳴りはしっかりありながら古い楽器のような(特に低音)の軽さを実現してるところが素晴らしいですね。
他にもいろいろありますが、特に上記2点がほかの現代のジャズホーンと大きく違うところです。

即ち、マークシックスなどビンテージ楽器から移行してもさほど違和感がない、、というところが圧倒的です。
となれば次は音色、、、が来るわけですが、通常モデルの音は現代の楽器でウッドストーン製のパワーアップパーツがついていることもあり、初期シックスなどのビンテージよりはややフォーカスした音色です。

しかし、この限定仕様シルバーは、、、通常のボリュームで吹いた時の音色が、通常モデルと大きく違うところ、さらに暗く太く、ビンテージに近い鳴りを持っていると感じました。
もちろんシルバーですから強く吹けば強い音とエッジも出ますが、リラックスしたボリュームで朗々と吹く、、ゲッツのような音色が出しやすい楽器というか、、そのような方向性を持っています。
エリックアレキサンダーモデルは彼のようにズバッと行くイメージですが、このシルバーは強く押さなくてもボリュームがあって、ズバッと行かなくても音量があるところが大きな違いです。

そんな楽器がなんと33万?(だっかかな?間違っているかもしれません)、、、驚愕の値段です。
この値段なら、100万くらいでプチビンテージを買うよりも何倍もお値打ちで、いい時代になったな、、としみじみ感じます。
現行サックスの中ではダントツにジャズ的な楽器で、とても吹いていて楽しかったです。

難のあるプチビンテージの楽器から解放されたい貴方から、プチプロフェッショナルな(やや安めの)現行モデルからグレードアップしたい貴方まで、ぜひお勧めしたい楽器です。

あと1本しかないですから、興味のある方は早めに試してみてください。
以下、、随行者の意見です。
☆中期後期シックス買うくらいならだったらこれでいいよね
☆現行セルマーに比べたらジャズやるにはこっちのほうがはるかにいいね
☆高音も出やすいし、最初からこれで練習したかった、、、
☆安いからバックアップに買っちゃおうかな、、、
☆今の楽器は音程や出しにくい音があるからいっそのことこれに買い替えちゃおうかな、
と言っていました。
注:頼まれて書いているわけでは決してありません、、、、ので安心して試しに行ってください。。


www.tomosax.net




| | コメント (0) | トラックバック (0)

キング スーパー20 バリトン 36万9千台

今日は36万台キングスーパー20バリトンです。
第3世代にあたり、ちょうど1960年ごろの楽器で、セルマーなら8万台にあたるあたりの楽器です。

第3世代の楽器は34~38万台ですからちょうど中期にあたる楽器です。第3世代からちょっとずつコストダウンが図られ始まりますが、まだまだビンテージサウンドが楽しめるあたりです。
アルトやテナーでは豪華さは減りますが、鳴りの面でこのあたりが好きという人も多いですね?

それはバリトンにも当てはまるでしょうが、今回の楽器はビンテージの音色が感じられるいい楽器です。


201810011
201810012
201810013
201810014
201810015
201810016
201810017
201810018
2018100110
2018100112
オリジナルラッカーということで売られていますが、あまりあてにはなりません。

テーブルキーが”正”の字に見えるのは私だけでしょうか???


ネックも直角に曲がっていて男らしいですね?


さすがにスーパー20のバリトンはあまり吹き比べたことはありませんが、ベルの形はかなり違っているように見えるので、当然モデルによって鳴り方が変わります。


少し前にでた、41万台と見比べてみましょう。
201809231
201810011_2

今回の楽器のほうがベルの根本のほうが太いですよね? ネックのカーブも随分異なります。

私のイメージではこの第3世代のほうが後のものより太く広がった音がするであろうと思います。


こうしてみるとキングのバリトンもかなり番手によって異なるので、バリトン吹きにはたまらなく面白いところですね。
キングバリトンはほとんどが汚いコンディションしか残っていないのでこういうものでもそうそう買う機会はないでしょう。


4000ドルならその価値は十分あるでしょう。


www.tomosax.net

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ガーデラ ブランフォード

今日はガーデラのブランフォードです。

ブランフォードマルサリス用のモデルで、数年前には本人の使用モデルも売りに出されていましたね。
当時はガーデラのサックスと一緒に使っていた広告が印象的でした、、、90年代中期くらいでしたかね???


さて、ブランフォードモデルはもちろんジャズ向きのモデルとして、ガーデラの中ではまあまあ暗い方です。

しかしながら、リンクのような音がするわけではなく、スタジオがややバリバリ言わない、、という程度の暗さです。

開きは113でスタジオよりはやや小さいですね。

201809261
201809262
201809264
201809266
201809267
201809268_2
まあまあきれいなコンディションです。

ガーデラはプレートが剥げてそこから削れていくことが有名ですが、このマウスピースはティップの先端のほうが剥げています。
非常に危ない状態で、この状態だともう間もなく修復不能になりそうな感じで、いち早くリプレーとして保護したいですね。

リプレートが嫌な人は、簡易的に部分リプレートという、、液をちょんちょんとやる方法でも、いいですから保護したいですね。
このように危ない個体が多いので、まだ使えそうなものだったら保護して使っていくのが一番いいでしょう。
以下、ブランフォードスペシャルです。
201209093
写り方かもしれませんが、本人モデルのほうがバッフルが高いですね?

ブレッカーもそうですが、シグニチャーモデルは本人が使っていたのとは違うものが多いので、なんだかなって感じです。
今回のモデルで2200ドルですから、中々おいそれとは買えない感じですね。
www.tomosax.net

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キング スーパー20 バリトン 41万8千台

今日はキングのバリトンです。

41万8千台は、キングが42万6千あたりで売られますので、売られる直前の60年代中期の楽器です。

この時代の楽器はキングスーパー20としては、第五世代、、、バリトンは第4世代から作り出されていますので、2つめに古いモデルになります。

見た目はかなりチープな感じですが、バリトンのキングスーパー20はこんな見かけで、キングが景気が悪い時代に作られた楽器ということもあり、アルトやテナーよりはさびしい感じなのかもしれません。
この時代にはシルバーソニックバリトンもなかったようですね?

ということで、この楽器にはオプションであったシルバーネックがついていますから、仕様としてはこの時代では最上級になります。
201809231
201809232
201809233
201809234
201809236
この楽器はコンディションも中々良さそうです。
やはりキングバリトンの魅力は、その迫力のあるサウンドです。

ボアが非常に大きくつくられて、また鳴りが悪いLowAは見向きもせず、Bbバリトンのサウンドにこだわったそのプライドはだてではありません。

といってもそれを皆さんイメージするのは難しいでしょうが、
201809235
このケースを見れば、いかに太い音がするかわかるでしょう!!!


当然、通常のケースは使えず、このケースを持ち歩くしかないんだぞ!!!

重い、、、邪魔、、、、という苦難を乗り越えてもこの楽器は、サウンドの太さを追求するわけです。


やはり古いフルバンをやるなら、キングしかないでしょう???
www.tomosax.net










| | コメント (0) | トラックバック (0)

オットーリンク トーンマスター アルト 8*

今日はアルトのトーンマスターの8*です。
トーンマスターの時代は4,5,6あたりが主流で大きなサイズのマウスピースはラインナップにはありませんでした。

今回の8*は当時でも、特注でしか手に入らなかったものです。


このマウスピースも誰かが特別オーダーしたものでしょう。

201890211
201890212
201890213
かなりきれいでほとんど使われていませんね。

サイズは8*で95だそうです。

かなり大きいサイズで、当時の楽器としてはかなり大きな音が出たことでしょう。

リンクの8*や9はテナーでもちらほら見かけますが、サイズは意外に適当だったりします。

8*というサイズも何となくつけたのではないかと思いますが、ほかにこのサイズがあってもこの大きさと異なることでしょう。

非常に珍しいマウスピースです。


www.tomosax.net



















| | コメント (0) | トラックバック (0)

«オットーリンク アーリーバビット テナーラバー フロリダ 7