アメセル アルト 13万7千4百50

今日はアメセルアルトの13万7千台です。
この時期はアルトは大きな変化がある番台で、どちらの境目かが大きく気になるところですが、この楽器は14万台に属するミディアムボウの楽器ですね。


13万7千ごろにこのマイナーチェンジが行われますから、この楽器はメィディアムボウの楽器の最も初期にあたる楽器です。


コンディションも申し分なく、アルト吹きなら垂涎の楽器です。


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いわゆる14万と同等の楽器ですが、初期である分だけ鳴りが小さいでしょう。

鳴りが小さい分、古い音色がするキャラクターが残っているので、音色重視で機能も、、、という人には非常にいい楽器でしょう。


あいにくオーバーホールされているようで、パッドの開きもオリジナルよりは広めですね。


やはり14万台にしては鳴りが弱いことに対する処置でしょうから、それなりに大きな音も出ることでしょう。


中々面白そうな楽器です。


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アメセル ソプラノ 10万7千台 ボブシェパードさんの楽器

今日はソプラノの10万7千台です。
まず、この楽器には指掛けのところにマークシックスの刻印がありますが、彫刻はありません。

この時期のアメリカのソプラノでは、このように刻印のみ入った楽器が多く見かけられます。

アメセルのソプラノにも刻印がありますから、アメリカの工場経由で入ってきたものでしょうが、フランス組み立てに刻印を入れただけかもしれませんし、中途半端な楽器です。


さらには、色はかなり明るめにも見え、アメセルのアルト、テナーでもこういう色があるのでアメセルと同等である可能性もあります。


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何でもこの楽器はボブシェパードさんが使っていたそうです。

バークリーの教授としても有名な彼は、楽器マニアとしても知られています。もちろんソプラノもアメセルを多く吹いているでしょうから、その彼が使っていたということはそういうフィーリングがあるということでしょう。


ソプラノでは、アルトやテナーのように管体がひとつなので組み立ての違いはないので、底までフラセルとアメセルの違いは出ないように思われるかもしれませんが、それが大きな間違いです。

アメセルとフラセルの決定的な差は、やはりその材質にあります。楽器の重さも違うし、ラッカーが剥がれたところに見える銅が固まって入っているようなことはフラセルでは見られません。


私はソプラノでもアメセルとフラセルでは大きな違いを感じます。どんな違いか、、、聞かれると言葉では説明するのが難しいのですが、楽器の鳴りかたが違います。

なんというか、音の輪郭というか、、フラセルは中心に重心があるような重たい鳴り方をしますが、アメセルはカラッっとしているというか、、、音の質が違います。


もちこの楽器がアメセルであればそのようなフィーリングがあるでしょうから、わかりやすいでしょう。

ボブさんの裏書もありますし、お買い得かもしれませんね???


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アメセル テナー 8万3千台 特別彫刻

今日はアメセルテナーの8万3千台です。

この楽器にはU字管まで特別彫刻がついています。

通常この手のものは、フラセル彫刻なしに後から彫刻を彫ったものだったりするか、リラッカー的なものが多いのですが、これは色などから最初からこういうものだったと推測されます。

彫刻は彫る人の気分でなんとでもなりますから、こういうものは結構見かけることは多いのですが、関係者用か?工場に直接行って買った人がお願いして作ってもらったようなものでしょう。


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特別彫刻が入っているからといっていい楽器とは限らないので、そこはあくまでも見栄えだけの問題ですね。
8万台は色々な楽器があるあたりですが、この楽器はあまりキャラクターが濃くなく、ちょっと明るくパリッと鳴りそうですね?


8万台は何でもかんでもブレッカーという名目が付きまといますが、彼のゴリッとしたキャラクターで暗い音色が鳴るような楽器には見えないので、8万台にありがちな明るい系の楽器であろうと思います。

見かけはまあまあきれいですから、明るめの音色で軽く吹きたい人にはいい楽器でしょう。

300万で売られていますが、とんでもない金額ですね???


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フラセル ソプラノ 8万6千5百 シルバープレート

今日はフラセルの5桁ソプラノです。

やはり?サウンド重視なら使いにくいのは承知で5桁のソプラノが使いたい気持ちは十分に理解できます。

パワーはないし、高い音は詰まって出しにくいし、、、だけど、あのなんともいえないチャルメラっぽい音色は5桁が最高ですね???

その中でも8万、9万台は、かなり使いやすい楽器で、そのあたりをうまく使っていこうという流れは、この20年くらい出てきたように思います。

それ以前は、もう少し後のほうが好まれていましたよね???

そんな中で、アメセルは中々売っていないから、8万中期のフラセルを狙っている人は多いと思います。


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さて、デモ音源がありますのでどんな音色か聞いてみましょう。

シルバーのせいもあって、かなり重く暗い音がしていますね???


これを聞いて5桁に思う人は少ないでしょう。どっちかというと、もっと後期の音色っぽい感じがしているように思います。


5桁ならもっと開いたチャルメラっぽい音が期待されるところですが、これの楽器は音色的に面白くないですね。


音色が面白くなければこの楽器を使う理由はありませんから、そういう理由で長い間売れ残っているのは非常に納得がいくところです。


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オットーリンク テナー アーリーバビット 7*

今日は王道のアーリーバビットテナーのラバーの7*です。

アーリーバビットも何がなんだか、、、情報が錯綜していて、何でもかんでもアーリーバビットとして出回っています。

今回のものはビークがまっすぐですが、鑢が太いものなので、バビットに移ってから第2世代か3世代目くらいのものですね。


少しリフェイスされているようです。
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バッフルが鋭くなりつつある頃ですが、まだ穏やかなほうでこれなら中々いいサウンドが楽しめそうですね。


アーリーバビットはバッフルが高いので、かなりエッジの立った音がするものが多いのですが、これはみんなが欲しいジャズ的なものでいいですね?


通常はUSAの文字がついていて、その大きさが、、、ということで、時代を判断しますが、これはUSAがついていません。
付け忘れただけかもしれませんが、非常にその点が面白いですね???
そんなところばっかり気になるので、周りの人に呆れられてる今日この頃です、、、

中々良さそうです。
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ガーデラ アルト 初期スタジオ シリアル27

今日はガーデラのアルトです。

ガーデラは昔、ニューヨークのロングアイランドに工房を構えていました。

そのせいもあって、NY近郊のミュージシャンはガーデラから直接マウスピースを購入することはかなり普通のことでした。


私がニューヨークにいた2000年初頭で、ガーデラを使っている人達はほぼ彼から直接買った人たちでしたね。

今回のマウスピースもガーデラから直接購入されたマウスピースです。


なんとシリアルが27ですから、製品化されたかなり初期のマウスピースということになります。

そのせいもあって、バイトプレートが通常のデザインと異なっていますね。
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開きはなんと100だそうです。

大体85とか90とかそのくらいのサイズで、通常の8番くらいの大きさが主流ですが、このマウスピースは初期のせいか?かなり大きめですね。


100だと9番で、テナーの7番に相当しますから、テナーのマウスピースをつけてアルトを吹いているといってもいいかもしれません。

バッフルもかなり高めで、パワフルなマウスピースでしょう。

テナーの人が持ち替えで吹くには違和感がないでしょうが、アルトの人が吹くにはかなり大変なマウスピースですね。


ひたすらパワーで勝負したい人にはいいでしょう。

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セルマー ソロイストエアーフロー テナー A*

今日はセルマーのエアーフローです。

エアーフローはショートシャンクよりも前に作られたマウスピースですが、SBAなどに付属していたマウスピースで、40年代からショートシャンクが出るまで作られていたマウスピースです。

いわゆる馬の蹄方のチェンバーはショートシャンク中期から導入されますから、これは通常のラージチェンバーで丸型になっています。


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まずサイズですが、珍しいA*です。


通常はCサイズから始まりたまにBなど見かけるのが現代ですが、改めてみると昔はAというサイズから始まっていたのです。


昔は小さいマウスピースを使うのは当たりまえの事でしたから、Cというサイズも昔にしてみればそれなりに大きなサイズだったことでしょう。


残念ながら実測値は書かれていませんが、おそらく60そこそこで現代のソプラノ程度しか開いていないかもしれません。

サイズとしては非常に珍しいですが、中々使いにくいサイズですのでリフェイスして古い楽器に合わせるといいかもしれませんね???


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